Venus Versus Virus 第十二話
いきなり後日談っぽく始まったからどうしようかと。
リュシフにリリスは自ら望んでフラグメントを自分に差し出したと聞き、懐柔されかけたルチア。しかし、左目を解放し、真実を知ることに。自分と世界を守るために自害した母のために戦うことを決意。
ルチアとスミレを戦わせようとするリュシフ。どちらが勝ってもフラグメントは一つになり、誕生した神によって世界は浄化される。だが、スミレはまだ、完全に覚醒していないからとリュシフは一旦仕切直し。
満を持して舞台を整えたリュシフだったが、高みの見物を決め込んでいたら、ローラに隙を突かれて名橋とリリスの幽霊を召喚され、二人に押さえつけられて逃げられないまま、ルチアの放った左目の光の中に消え去る羽目に。
結局、ルチアの左目の力って何だったの?
・総評
ダークファンタジーというキャッチフレーズで期待していたんだけど、やってることはどうにも生ぬるい印象がぬぐえなかった。規制とかで原作の持ち味が殺されているのならもったいないと思うけど、原作を読んだことがないので判断出来ず。
ダークさなら見た目に反して、Saint Octoberの方が遙かに上だったという結果に。
そして、ルチアの扱いがどうにも中途半端。本人はクールを装っているつもりなんだろうけど、詰めが甘いせいでツンデレのなり損ないと化し、かといってその滑稽さを笑う展開になるわけでもなく、戦闘でも弱体化で、ヘタレ街道まっしぐら…せめて、左目の力の秘密が明かされていれば…もしかして原作でもまだ不明なのかなぁ?
駄作とは言わないけど、特筆する部分もなく。とりあえず、そんな感じで。
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