ドルアーガの塔 ~the Sword of URUK~ 第十二話
神に対して攻撃を始めるニーバ。そしたら神の方も撃ち返してきたよ?カーヤがお伺いを立てたらニーバを止めるまで砲撃を止めないって…イシターって慈愛の女神じゃなかったっけ?カーヤだったら笑顔で撃ち返してきそうだが。
精神攻撃でジルを足止め。ようやくサキュバスぽいことを。
ウトゥ、こんなところで死亡フラグを立てようとするんじゃない!ファティナが容赦なくへし折ったけど。
ジルVSニーバは盛り上がらなかった闇ギル戦とは違い、ラスボス戦らしい戦闘に。でも、ニーバは格下だと思っていたジルがどんどん強くなって自分に追いついてきたことに焦っていた。にもかかわらず自分を頼るジルに苛ついていた…ってのはどうなんだ?
ジルはもはやニーバに追いつき、ニーバの庇護は必要ない。もう自立すべきだ。同じように人間ももう神の庇護を必要としていないから、神に頼らず自立しろって言いたいのは分かるけどさ。ニーバが塔頂者なった時点ではまだジルはダメダメだったじゃないか。その時点で追いつかれることを危惧してたの?
それにそれをギルに当てはめるとそれもなぁ…自立はしても本当に困ってるときは手を差し伸べてもいいんじゃないかと。
ギルは結局、肉体は消滅したけどカイと同じく神に近い存在に昇華したの?王という重責から逃れてすっかり元通りに。で、カイ、そのスプーンは何?座っているギルにどうやって刺したの?そして、陛下姿で塔頂者に復帰って…とりあえず、永遠に冒険は続ける気なのね。
ちびサキュバスとニーバ?自分の魔力を使ってニーバを助けた?
エタナはケルブと結婚。ようやく報われて良かったな。
ウトゥとファティナはカリーの故郷に援助を。カリーが財宝を手に入れたことにして。カリーも草葉の陰で喜んでいることだろう。
メルトはクーパ込みでカーヤのコネで大臣に?汚職とかしないようにな(--;
そして、ジルとカーヤは…どうする気なんだか。ジルに王様なんて務まるのか?カーヤは腹黒を活用して女王として立派にやって行けそうだが。務まらないから二人で駆け落ちエスケープって事で良いの?
・総評
テーマは多分、自立。一人前になったんだからいつまでも甘えてないでさっさと自立しろ…だったんだと思う。が、それはジルとニーバの最終決戦の最後でようやく語られただけで、物語全体の流れとしてそこに至るようにはとうてい出来ていなかったような…振り返るとそう考えればそこに繋がるような描写はあるんだが。
テーマが曖昧なまま最終回まで来てしまったせいで、どうも盛り上がりに欠け、その行動に疑問が尽きない感じに。で、結局闇ギルは何をしたかったの?イシターに放置プレーされて駄々をこねてただけ?
ストーリー:2
キャラクター性:3
画:3
演出:3
音楽:3
総合的な評価:3
総合点:17
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