School Days 第十二話
こりゃ放送できんわな。とはいっても事件の有無には関係なく、全年齢ではと言う意味で。AT-Xで年齢制限付きで放送されたと言うのも納得。
というか、修正してこれって事は元はどれだけ(--;;;;
元から放送中止覚悟だったとしか…
それはともかく、これ見て人*そうと思う奴はいないと思う。嫌悪感が先に立って快楽なんて覚えないし。逆に、これ見て真似しようなんて思う奴はニュースの事件報道はおろか料理番組とかスポーツ見ても人*すよ。
誠には今までの所行のツケにふさわしい末期が与えられたと言うことで。その直前に言葉に改心したかのようなこと言ってたけど、あれもその場の雰囲気からの出任せであることは、そもそも世界への誠意の無さで明らかだし、むしろ何をいけしゃあしゃあと、としか思えなかった。
世界は何故、最後に言葉にぶつけた気持ちを初めから言葉に言わなかったのかと。それと刹那との思い出回想を見るに、初めは刹那と誠をくっつけようとして誠に近づいたような描写なんだけど…結局、本人に自覚はなくともそれを口実に誠に近づいて寝取る気満々だったと。
言葉は…既に壊れちゃってるからなぁ。ここまで追い込んだ元凶は誠と世界だし、二人の自業自得。彼女はむしろ最大の被害者。その後普通に生活していたらどうかと思うけど、誠と一緒に船出して二度と帰ってこないような感じだし、安らかに眠らせてあげてもいいかも。まあ、遭難の上の餓死もしくは脱水死だろうからそれなりに苦しむだろうけど。
で、最後に最初のモノローグに戻ったのは、延々と同じようなことを繰り返して延々と惨*され続けるんだという解釈で宜しいか?
・総評
誠の鬼畜にも劣る人外外道っぷりを見せ続けることにより、いかに誠が*される以外の選択を選びようもない弁護の余地も救いようもない存在であることを証明し続け、結果、予定調和として誠が惨*されることにカタルシスを感じるための作品。
そんな誠にもたった一つだけ救いの道がある。最後まで誠を信じて疑わない言葉に誠意を尽くし、初めから彼女一人を愛し続け、他の女には目もくれないこと…でも、誠にそんなことが出来る意志の強さを期待するのはたとえ奇跡が起こっても無理そう…
不快な気分にさせることに関しては他の追従を許さなかった作品。よくここまで我慢した物だ…
放送中止というアクシデントで結果的にその効果が倍増されるというおまけ付きだったのは幸か不幸か…ここまで容赦のない展開を描ききったスタッフの皆様に敬意を表します。
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