鉄腕バーディー DECODE:02 第十二話
ナタルVSモス。単純な力比べならナタルが上だが、豊富な戦闘経験とトラップワーク、技術の数々でモスは互角以上の戦いを演じてみせる。総合的な能力はモスの方が上か。
しかし、一旦捕まってしまえば為す術もなく。後はナタルになぶり殺されるだけのところにバーディーが到着。
モスは法で裁くとナタルの説得を試みるバーディーだったがナタルは聞く耳を持たず。
連邦は地球のことなど考えちゃいない。アルタ人と同じようにいくら殺されても気にも留めない。
自分たちは戦うために生み出された存在。最初は復讐のためだったが、だんだん戦うことが楽しくなってきた。イクシオラの本能が戦いを欲している。君も連邦に利用されているだけ。いずれ、この本能に逆らえなくなる。そんな君を見たくないから…今ここで君を殺す。
イクシオラの光と闇。悲しい戦いの末、バーディーが気絶してしまったため、一時的につとむの姿に。だが、このことがかえってナタルに冷静さを取り戻させることに。地球人であるつとむの説得でナタルは拳を下ろす。
この辺、学園祭での被災者達のレポート発表と絡めているところがうまいな。
そして、ナタルは最後の力を使ってあの日あの時のバーディーを助けに。あれはナタルだったのか…自分自身の自爆テロも阻止し、行方不明に?
ヴァリックはイクシオラのように死ぬまで戦うなんてまっぴらゴメンだと、モスが仕掛けた核爆弾の時限装置を解除。最後にこんな役割が…
そして、バーディーに告げられる逃亡犯捜索終了。モスの証言で、バーディーの人員増強要請が上層部でもみ消されていた不祥事も明るみに出るが、跳躍能力を持つイクシオラ開発と人体実験の件は、そんな事実はなかったの一言で済まされる始末。
メギウスがこんなことを言うのはショックだ…でも、それだけやばい話ってことか。バーディーに累が及ばないようにしておいて、裏では証拠集めとかしていて欲しいものだが。じゃないとナタルの言葉を否定できなくなっちゃうよ?
・総評
今期の主人公はナタルだよな。彼の復讐劇とその結末、そして大人になった幼なじみとの邂逅と淡い恋心。でも、もはや自分は犯罪者で彼女は捜査官。悲恋だなぁ…バーディーも確かにヒロインポジションだったが。そいや、つとむと小夜香も悲恋ぽかったし、アニメスタッフはそういうのが好きなの?二人ともアニメオリジナルだし。
アクションシーンは秀逸。でも、それを生かし切る時間がなかったのか、もともとそう言う演出だったのか7話のアレは物議を醸し出すことに。最終回のナタルVSモスやナタルVSバーディーは凄いの一言だったが。
レビの件がまるっきり放置状態だし、そのうち03もあるのかな?スタッフの皆様、お疲れさまでした。
ストーリー:5
キャラクター性:5
画:3
演出:4
音楽:4
総合的な評価:5
総合点:26
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