キスダム 第二十六話
裏返った仲間達の力と技を借りてアブホースと戦うシュウ。しかし、そのあまりもの弱さに、こんな奴が最後の生き残りだとはとヴァリレイはぶち切れ、お前は何のために生きているのだとシュウを攻撃。
それに対し、シュウは「愛する者のためだ」と何の躊躇もなく答える。あぁ、そうでしたね。っていうか、由乃以外のことは全てどうでも良いっぽいこいつに今更愚問だよな。
ヴァリレイも僕ならゲルトの鏡で実体化できる…シュウにそんな知能があったなんて!?(--;;;
俺の名前は七回生き返るって書くんだ。何度でも生き返ってやる!
…愁、おまえそんなギャグをかますためだけに樹を乗っ取ったのか?(T-T)
いつの間にか玲に捕まっていた由乃。わざわざ首締めなくても、こんな長時間海中にいたら死んでるってば…弱っている玲は今、自分を見逃してくれたら人類を滅ぼした後も二人には手を出さないと愁に命乞い。
ヴァリレイの方も自分から出てきた剣を手にしたシュウに、今こそ、由乃から死を切り離し、永遠にするのだと告げる。
しかし由乃は、死を悲しめるからこそ生まれてきたことを喜べる。私の愛からあなたを解放するからあなたも私を解放してと語り、悲しみつつも愁は玲に、シュウはネクロワールドそのものに剣を突き立て、戦いを終結させることを選択。
どうやらヴァリレイの目的はこの世界では由乃に転生していた元ご主人様の魂を永遠にするために、そこから死を切り離せるネクロダイバーを育てることだったらしい。
とりあえず、人類はしぶとく生き残り、徐々に復興しつつあるらしい。
イエラ、田中さんのことも思い出してあげてください(T-T)
・総評
大風呂敷を広げたはいいが、4話にして崩壊した今作。とりあえず、前半を捨てて後半で再起をかけていたようだけど…結局、根本的な設定が崩壊していてはどうにもならず。
ヴァリレイの目的とか、生と死は表裏一体とか、人はそう簡単に生き返らないとか最後の最期でテーマっぽい物は垣間見えたけど…いや、見えたんじゃなくそのまんま台詞だったけどな。
まあ、訳わかんなさ加減については楽しめたと言うべきか…
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