ゼロの使い魔 ~三美姫の輪舞~ 第十二話
タバサを救出し、後はトリステインに帰るだけ。しかし、その夜、ルイズは自分が魔法を使えなくなっていることに気づく…って、なんだ夢か。と思ったのもつかの間、ホントに使えなくなってるし。
虚無の力を全解放したわけでもなく、以前ディスペルを使ったときにはこんな事無かった、ということは別の要因か。
タバサが才人に恩以上の感情を抱いていることは明白。更に才人がガンダールヴだから虚無の使い手の側にいるに過ぎず、魔法の使えなくなった自分に側にいる理由がないとルイズは思い詰める。
何でここまで悲観的に…まぁ、ルイズも才人も普段の態度が態度だからなぁ。でも、本気で心配している才人の話くらいはちゃんと聞こうよ。
一方のガリア王。愛しいシャルロットを殺したら自分は涙を流せるのか?最愛の弟を殺したときのように…とかなんとか完全に逝っちゃってる言動を。
自分にまだ人間らしい感情が残ってるのか確かめたい、とか思ってるんだろうけど、その思考自体が既にまっとうな人間の物じゃないから確かめるまでもないよ?
ヨルムンガントの強襲。その魔法障壁はあらゆる攻撃を弾き、才人の剣も届かない。逃げろとの才人の言葉を無視して捕まるルイズ。完全に足手まといだ…と思ったが、本人それを自覚していて、狙いは自分だから、せめてみんなを逃がすことで役に立ちたいとか思っていた。
だから、その自分勝手な自己犠牲精神がダメなんだって(--;
ルイズを守るときにこそ最大限に発揮されるガンダールヴの力。それでも障壁を切り裂きルイズを救うことは出来た物の決定打にはほど遠く。
コルベールが運んできた「大いなる槍」。固定砲台?凄い威力なのは間違いないが、それでも所詮は物理攻撃。ヨルムンガントの魔法障壁を貫くには至らず。砲撃をヨルムンガント本体に当てるには魔法障壁を無効化するにはルイズのディスペルが必要。
ここまで追い込まれても魔法を使えないと泣き言を言うルイズにタバサは才人にキスをするというショック療法を。嫉妬の炎で魔力を復活させたルイズのディスペルと大いなる槍により、ヨルムンガント撃破。
完全にルイズのテンションと連動してるよなぁ…夢で使えないと思いこんだから使えなかっただけ?
ヨルムンガントを撃破されても特に気にする様子もないガリア王。ただの余興に過ぎなかったって事?量産可能だったりする?
とりあえず、続編やる気満々か?
何故か、ルイズが王家に迎えられてアンリエッタに次ぐ王位継承権を得ることに。意味不明なんだが…どういうこと?
才人とルイズがお互いの気持ちを確かめあってとりあえず締めかと思ったら、タバサがさらっていった!?
・総評
特にクライマックスもなく謎とか伏線とかばらまくだけばらまいて第4期に丸投げ?やっていたことはといえば9割方、才人を巡る女の戦い。ティファはそれを更に引っかき回す程度の役割しかなく後半は空気化。
これが「ゼロの使い魔」という作品なんだ、と言われればそれまでだが…原作ファンの方々はこれでいいの?
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