練馬大根ブラザーズ・第十二話
黒幕・大泉首相との最終決戦に臨む練馬大根ブラザーズ。しかし、その圧倒的戦力差の前に劣勢を強いられることに。パンダイコンが仲間を引き連れて応援に駆けつけてくれるも、ライオンとパンダでは勝負にならず。
金ならいくらでも借りてやる!とダンサーズを味方につけ一時は盛り返す物の、大泉首相は使いたくなかった手段のボタンを他人に押させて、ミサイル攻撃。大根畑は焦土と化し、ステージも焼け落ちてしまう。
万策尽きたかに思えた練馬大根ブラザーズだったが、おやっさんが貸してくれた黄金のマイクを手に三人で歌を歌うと、大泉首相はそれに感動してさっさと撤退。結局何しに来たんだよ、総理…
民営化とは「みんなでえぇかんじにいい気分で快感を味わう」だとか、大根をお参りするだとか言ってはいたけど…
何もなくなっちゃった、というマコとイチローにヒデキは俺たちには大根畑と夢があると語る。当面の目的は大根畑の復興とステージの再建か。大根に焼き畑農業って効果あるのかな?
・総評
「ミュージカルアニメ」という新機軸を持って登場したこの作品。ストーリーの随所に歌を盛り込むという試みはおおむね成功したと言っていいかな?
初めはこの調子で挿入歌が増えていったらとんでもない量になるんじゃないかと思っていたけど、替え歌と使い回しでそれほどの量にはならなかった。
限界ギリギリの時事ネタを駆使して今という時代を駆け抜けていったこの作品。数年後に見たらあの頃はこんな事もあったなぁ、と懐かしく振り返ることが出来るかも知れない。
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