陰からマモル!最終回SP
最終回は十一、十二話一気放送の一時間SP。話の展開から見るにトリノの影響で最後が連続放送になるのは初めからわかっていたことのようで。十一話で一週引かれたら、その一週間大変だよ?
陰守家一子相伝の秘伝書を狙う、謎の集団が出現。合い言葉は「いつまでも続くと思うな400年(字余り)」
そんなことはつゆ知らず、ラブレター大賞とその商品・恋愛成就200%のベルギーチョコ一年分に沸き立つ町。
マモルはみんなそんなにチョコが欲しいのか?と呆れ気味だが、女性陣にとって重要なのは「恋愛成就200%」の方。まあ、マモルも母との会話で、思考をそっちに誘導されてしまった感もあるが(^^;
「恋」を「変」と書いてあるお約束なゆうなのラブレター。しかし、内容は真剣に自分の気持ちが込められていて、マモルにもこれをもらった奴は幸せ者だと認められる出来。
他の連中がどんなラブレターを書いたのか気になるなぁ。
そして、見事優勝するゆうな。その帰り道、マモルに告白。しかし、マモルの返答は「ぼくとゆうなはそういうんじゃないだろ?」と言う物。思わず走り出すゆうな。そして、交通事故に遭ってしまう。展開としてはお約束。そして、突き指程度ですんでしまうのもお約束ではあるが、マモルを引きずり降ろそうとしている者達にとっては格好の口実を与えることに。
自分が使命でゆうなを守っているのか、異性としての感情で守っているのかわからない自分は最低だ、と自分を責めるマモル。そこに現れた父にも弱気な発言をしてしまう。
翌日、ゆうなの告白を受け入れたマモル。しかし、それはマモルの代わりに護衛に付いた陽守タスケだった。納得行かないマモルはタスケに勝負を挑むが必殺技を木霊の術でコピーして返され敗北。一度見た技は通用しない、だったら聖闘士だけど、一度見た技はコピーできるって神秘の世界の伝説の鬼神か?
後ろから岩石落としは炎の転校生の暗黒流れ星…とはちょっと違うか(^^;
タスケに護衛を譲り、陰守の里で修行をすることになったマモル。しかし、陰守家秘伝書を狙う陽守一族の陰謀は最終局面を迎えていた。
ゆうなの両親と共に旅行に出かけるマモルの両親。今夜はゆうなとマモルに化けたタスケの二人きり。この機を逃がすまいとゆうなを人質に秘伝書を要求する陽守一族。しかし、マモルは陰守一族のみんなの協力で脱出。ゆうなを助けに向かう。
陽守一族って、忍者のくせに辛抱が足りないというか事を急ぎすぎだよな。そして、一番注意するべきマモルをあっさり逃がしてるし。
ゆうなを手篭めにしようとするタスケ。その言動に違和感を抱き、突き飛ばすゆうな。「絶対に違う。あなたはマモ君じゃない!」というゆうなにタスケは刃を向けようとする。
そこに現れたのは。秘伝書を手にしたマモル。携帯を破壊し、みんなの助けで一旦はゆうなを救出したものの、変わり身による誘導に引っかかり、その間に弱点を知り尽くされていたタスケによってみんなを倒され、ゆうなを奪い返されてしまう。
また、岩石おとしを返され、倒れるマモル。秘伝書を奪い勝ち誇るタスケが中を見ると、書かれていたのは「心」の一文字。これもお約束だよな(^^;;;
自分のことではなく、「今まで守ってくれていたマモ君が可哀相、今まで辛い思いをさせてきたのに、両思いになれたことに舞い上がって、入れ替わっていたことに気づかなかった」と涙し、謝るゆうな。それを聞いたマモルは再び立ち上がる。
昔の殿様が決めた掟なんてくだらないと思っていた。掟だから守っていたのではなく、守りたい者を、大切な者を守ってきたんだと言うマモル。そして、ゆうなを泣かせる奴は絶対に許さないと宣言し、忍び装束に。その目にもはや迷いはない。
三度目の岩石落としを仕掛けるマモル。タスケもそれを今まで通り返す。だが、今度はマモルもそれから脱出し、お前にはコピーできない技を見せてやると最後の技を仕掛ける。その名も「心から岩石落とし!!」なんでそこまで岩石落としにこだわるんだ、お前は!?
これって魯山亢龍覇?大気との摩擦熱で炎上してるし…放った方も無事ではすまないだろ、これ。それはともかく、ようするに所詮コピーはそれに込められた心まではコピーできないということか。
これからは自分がマモ君を守るというゆうなを受け入れるマモル。しかし、なぜか階段にバナナがあって…最後までお約束だな(^^;
ゆうなの記憶喪失により、ラブレターの件の前まで戻ってしまったマモルとゆうなの関係。しかし、それは表面上のことで、マモルはゆうなの気持ちを知っているし、掟ではなく自分がゆうなを守りたいから守るんだという決意もそのまま。とりあえず、マモルの方から告白できるようになるまではこのままかな?
・総評
お約束のオンパレードで、何も考えずに安心して楽しめるいい作品だった。満載なツッコミどころも破綻するギリギリのところでちゃんと持ちこたえてるし。
結局、マモルとゆうながくっついちゃいけないような掟はないようなので、マモルとゆうなが結ばれて、一生守る、ということになるのかな?その場合、ゆうなはマモルが守るとして、子供には陰守一族から新たな護衛が派遣されるのだろうか?
ゆうなを護衛するならクノイチを派遣した方がいいように思ったが、どうやら陰守一族は揃いも揃って男みたいなのでしょうがない(^^;
とか、設定にツッコミを入れてみたところでこれにてお開き。
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