Canvas2~虹色のスケッチ~ 第二十四話
無事、クリスマスコンサートを終えた菫。そして、その帰り道、部長に赤い手袋をクリスマスプレゼントされるエリス。部長なりのエリスが赤へのトラウマを克服したことに対するお祝い?
エリスは、その片方を来年のクリスマスプレゼントの引換券だと言って朋子に渡す。もらったプレゼントをもらってすぐ横流しするのはどうなんだ?でも、朋子は約束できないと、この期に及んで弱気発言。なんで、そんなに…自分の体のことは自分が一番よくわかってるのか言うつもりか?
エリスが置いていった真紅の天使の絵を見て、エリスのために絵を描く決意をする上倉。当然、霧は待ちぼうけ。電話に出ねぇし、やっと出たと思ったら…それでも「クリスマスよりも浩樹が絵を描くことの方が大事」と気丈に振る舞う霧を見ていて、涙が止まらなかったよ(T-T)
ずっと思い続けていた幼なじみとようやく一歩進んだ仲になれて、一緒に過ごす初めてのクリスマス。なのに放置されたあげく、他の娘のためにすっぽかされて…
この悪魔のごとき仕打ちは何!?霧が一体何をしたと言うんだ!
朝、総武線とおぼしきホームの反対側にお互いを見つける上倉と霧。もう、二人の道は交わらないと言うことか…上倉を見送り、そこに現れた紫衣の胸でやっと素直に涙を見せる霧。切なすぎるよ(T-T)
雪による交通規制と渋滞でエリスの出立に間に合わなくなりそうな上倉の前に現れたのは、なんと部長。このためのライダー設定だったのか!?
雪の中、2ケツで飛ばすなんて死ぬ気か?というツッコミはしちゃダメなのかな?特に最後、雪の中あんな止まり方をしたら、絶対こけるって(--;
間一髪間に合った上倉。上倉の描いた絵は、エリスの真紅の天使の対となる青い天使。それを見て上倉に抱きつくエリス…はともかく絵が床に落ちてますよ?いいんですか?
で、ここで朋子を殺すのに何か意味はあるのか?飛行機の気圧変化ごときで死んじゃうような重体患者を一人で飛行機に乗せるなんてありえねぇ…ところで病院のお兄ちゃんって、誰!?
…と思ったら生きてた?目を覚ましたら天国だったりしないよね?
で、なんか、エリスと上倉が結ばれたようだけど…なんかいろんな大事な物をすっ飛ばして結末だけ見せられても…キングクリムゾン!?
・総評
以前公言したように私は霧派だけど、別にエリスENDでも綺麗にまとめてくれるなら文句はなかった。しかし、これはエリス派とか霧派とか言う以前の問題。
霧に二度目の告白させて持ち上げといて、その後はとことん空気の読めない嫌な女っぷりを披露させたあげく、最終回にはこの仕打ち。天国から地獄とはこのことか。普通だったら立ち直れないだろこれ?フォローする気もなさそうだし。柳とくっつけられなかっただけマシか。
エリスはエリスで、結局昼の便で立つんなら、何故その前の夜からホテルへ?夜の便で人知れず立ってしまうならまだ話はわかるんだが。それで上倉がパリまで追っていくならまだ良かったが。こんなことしたら、その性格上、お兄ちゃんが霧と一緒に過ごすはずがないと言うことくらいわかっているだろうに…テンパっててそこまで考えが及ばなかったということにしておこう…
そして、あまりにも唐突な終わり方。2クールあって尺が足りなかったという言い訳は通用しないよ?
中盤から後半にかけての盛り上がりで、評価を上げてきた作品だったが、最後の最期でこけちゃった感が否め無いなぁ…
同じエリスENDならコミック版の方が綺麗にまとまっていておすすめなのです。
後は、ゲームで自分の好きなヒロインを攻略するしか…
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