舞 乙HiME 第二十五話/第二十六話
ハルカ達を囮にして第一目標であるガルデローベのシステム回復に向かうナツキとナオ率いるシマシマ団。こういうことはお手の物なのか、シマシマ団大活躍。ナツキもヘタレを返上してここぞとばかりに大暴れ。そして、ナツキのピンチに颯爽と駆けつけるシズル。あんた、このタイミングを狙ってただろ(笑)
システムの再起動に成功したものの、干渉波を最大にされ五柱はおろか全マイスターのマテリアライズが解除されてしまうという大ピンチに現れたのはマキマキ虫になったと思われていたシホ。チエの呪縛をマキマキで断ち切ったって…毒をもって毒を制す、呪いには呪いってことか?
アリカにローブを破壊され生身のまま地上に落下したトモエ。この高さから落ちたら原型すら留めて…いるな。って、生きてる!?しかも、わりかし元気そう。丈夫だなぁ…で、すましていいのか?
ワルキューレコアの中の母・レナととうとう再会を果たしたアリカ。自分がオトメになったことを報告。しかし、感傷に浸っている暇はない。マスターとしてアリカにコアの破壊を命じるマシロの心遣いに感謝しながら、アリカはレナごとコアを破壊する。刹那、光の中で母娘は抱き合い、そして、アリカは蒼天の青玉の真の力を解放。この辺りの展開は目が潤まずにはいられなかった。
ワルキューレコアを破壊されても余裕の表情を崩さないナギ。ニナに命じてハルモニウムを起動。
五柱が揃ってマテリアライズするタイトルバック。五柱最初で最後の見せ場なのに四人しかいないのはちょっと残念かな。
レナがようやくアリッサの元へ旅立ったことを確認したミユは、オトメにかけられていた乙式高次元物質化能力の制限を解除。管理者権限で全てのオトメを認証無しでマテリアライズさせる。ナギ側についていたオトメ達も団結してハルモニウムを止めることに。
アカネ、まだオトメだったのか…そして、その猫耳二股尻尾のローブは…いろんな意味でご愁傷様(^^;
そして、ミス・マリア。若返ってるー!?しかも、やたらかっこいいし。
ニナの前に辿り着いたアリカ。セルゲイのために引き返せないというニナとみんなが幸せな世界を作るためにニナを止めようとするアリカの戦いは宇宙へ。
戦いの中、「夢は叶うと信じて進まなきゃ何もおこらない。間違ってもやり直せばいい」というアリカの説得を受け入れたニナ。しかし、手を取り合う寸前、ハルモニウムが限界を突破し暴走。ニナはハルモニウムに支配されてしまう。
地上ではマシロがハルモニウムを止めようと奮戦。しかし、ナギは無駄な努力だとばかりにそれを傍観。かつて真白なる金剛石も闇に飲まれて漆黒の金剛石になったのだというナギの言葉にも屈せず、マシロはアリカを信じて叫ぶ。
ニナをハルモニウムの呪縛から解放した物の、落下していくニナを助けるため、共に大気圏に突入することになったアリカ。摩擦熱でローブは燃え尽き、そして二人は流れ星に…
女王として演説するマシロ。そして、モニュメントを持って現れたのはアリカ。ローブは無くなってもしばらくの間は生命保護優先のシールドか何かが展開されるのだろうか?トモエが生きていた件もあるし。
で、結局ひまわりのお城になるのね。まあ、国民を照らす太陽のように、とか思えば聞こえはいいかな?
舞衣、出番が少ないと愚痴ってたけど、一番割喰ってるの晶なんじゃ…最終回なのに活躍できないわ、小姑は帰ってくるわ、巧海はマシロを見直してるわといいこと一つもないよ(^^;;;
黒の谷でミコトにこき使われるシュバルツの残党。まあ、故郷に帰れただけでもいいんじゃないかな。なぜかナギがいるけど(^^;
郊外の家で目覚めるセルゲイとそれに喜ぶニナ。ニナは記憶を失っていたセルゲイと一から関係を築き直す事に。こんどこそ幸せに。あれだけのことがあった以上、二人とも公には死んだことになってるのかも知れないけど、二人で頑張っていって欲しい。
・総評
前半でたっぷり遊んで、後半で鬱展開という前作を踏襲した話の流れとスターシステム、対になるサブタイトルなど、前作を知っていれば二度美味しい。でも、知らなくてもちゃんと楽しめるいい作品だったと思う。
メインテーマは結局、EDで歌ってることそのまんま。だからEDは変わらなかったのかな?
最終回、オトメは敵味方ほぼ全滅するんじゃないかと思っていたら、まさか、一人の死人も出ないとは。そのかわりにシュバルツ達は影で相当数光の粒になっちゃってるよな…死体が残らないのも考え物かも。エルスが安易に生き返ってこなくて安心したような残念なような複雑な心境だけど、彼女はみんなの心の中に生きていると言うことで。スターシステムで、またどこかの作品で出会えることを祈って♪
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