桐乃が愛想良すぎて不気味すぎる。何か変な物を食ったのか?それとも夢オチ?
嫌に片付いた桐乃の部屋に招かれて、何を言い出すのかドキドキしていたら、深夜販売の妹ゲーを買ってこいとか。このためのご機嫌取りか。
お兄ちゃんのパンツなんて絶対盗んでないんだからね!ってどんなタイトルだよ!?
深夜販売のゲーム買うのに23時45分秋葉着とか舐めてると思います。
並んでいたら友人が。これは気まずい。でも、お互いこんなところで会わなかったと合意に達し、男の友情を深め合ったのもつかの間、友人が買いに来たのはガチホモゲーで。
引きまくる京介だったが、友人も妹にお使いに出されたと聞いて…こんなところで同類が(T-T)
更なる友情を深め合う二人にガチホモゲー列からスタンディングオベーション。
終電以前に品切れで買えないんじゃ?とか思ったが何とか買えたらしい。
深夜に妹の部屋で一緒に妹ゲー。キリの良いところで撤収しようとする京介に桐乃から最後の人生相談の延長戦が。
以前は恥ずかしくて見せられなかった物を見せると言う桐乃。妹ゲー以上のどんなやばい物があるんだと警戒した京介の選んだ選択肢は「見る」。
桐乃が取り出したのはアルバム。だが、やっぱり恥ずかしいと引っ込めたそれを取り合いになって、落ちてきた物は運動会?の写真と飛行機のチケット。
明日、陸上のコーチを受けにアメリカに旅立つという桐乃。知らなかったのは京介だけらしい。何で言わなかったんだと詰め寄る京介に桐乃の返事は、言ったところで今更どうにもならないという物。
桐乃に殴られまくる京介。その拍子にノーパソが落ち、中断していたゲームの音声が。
「お兄ちゃんが止めろと言ってくれたら、私、行かないよ?」
桐乃の心の代弁だろうその台詞を聞いて、京介が放った言葉は行っちまえ!!そこに桐乃の怒りのヘッドバッドが命中KO。
生傷だらけの顔でベッドで目覚めた京介。側のゴミ箱には血まみれのティッシュが多数。鼻骨が折れていてもおかしくなかったからな(--;
桐乃はアメリカ行きを止めていた。あんたが行っちまえなんて言うからむかついて、その通りにするのがしゃくになったとか…それで多方面にかかる迷惑をどうする気だ。
一応、謝罪に回ったらしいが。その時に使った言い訳がもっと英語を勉強するとか、高校から編入した方が有利とかそういうのなんだろうけど。
一番の問題は、アメリカにメルルや妹ゲーがないことなんじゃないのか?てか、それが一番しっくり来るよ?
アルバムからこぼれた写真から察するに、桐乃が陸上を始めたきっかけは運動会で一等を取ってそれを京介に褒めてもらえたからじゃないのか?とか推測してみる。
でも、それを京介自身が忘れている上に、京介に褒められたくてやっていたのに、京介はどんどん卑屈になるわ嫉妬して口を利いてくれなくなるわなんてことがあったのかも?
それで、京介と離れてアメリカに行ってしまったらそれこそ何のために?って話に?
そんな妄想はさておき。
桐乃の陸上選手としての将来性を考えるならアメリカに行った方が良かったわけで。これがグッドエンドルートらしいけど、そこを考えるとグッドなのかなとか。ここで兄離れ&妹ゲー離れしていた方が後々良かったんじゃないかと思わないでもない。
ま、陸上で世界を獲るのが夢だったってわけでもなし、桐乃が良いんならそれでいいんだが。京介にとっては妹が多少は素直になってグッドエンドで良かったんだろうけど。
人生相談と言われて顔を赤らめているしな。
で、別ルートってのはトゥルーエンド?それともバッドエンド?
・総評
ともかく桐乃の傍若無人な言動が酷すぎるの一言に尽きるわけだが、あえて嫌われるようにキャラ作っているみたいだしそこは狙い通りなのか。
京介も兄としての義務感だけでよくもまぁここまで。見返りもなく、感謝もされず、時にはその理不尽さにブチ切れはしても、最終的には見捨てずに尽くすんだからな。
その辺は11話で報われたと言えるか。
中学生がエロゲーをやっているとか、一般人とのつきあい方とか他の作品じゃ踏み込まないところにあえて突っ込んで問題提議をしている割には、勢いだけで説得力が皆無だったのは残念なところ。まぁ、ちゃんと答えが出るなら微妙な問題にはなっていないのでしょうがないとは言えるけど。
ま、色々納得のいかない展開は多々あったけど全体としては楽しめたから良しとしておこう。
ストーリー:3
キャラクター性:4
画:4
演出:3
音楽:3
総合的な評価:4
総合点:22
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