閃光のナイトレイド 第十三話
棗VS久世。新月で能力の使えない素手の棗が、テレポート+剣+銃の久世にどうやって勝つんだよ?と思ったら…久世が油断しすぎて自滅?…にしか見えなかったよ。
それで気を抜いたところに雑兵に射殺されるとか…最後の力を振り絞って地下への扉を発見したから無駄死にとは言わないが。
伊波は香港に新型爆弾を落とすことに疑問を抱いて、勲を裏切る。お前、プライドとかポリシーとかないのか?そんな物よりも大勢の命の方が大切って思っていたようにも見えないし。ただ、ビビって逃げ出しただけじゃ?
信念のために自分の手を汚す覚悟を決めている勲の方がよっぽど好感が持てるんだが…
桜井はやっぱり新型爆弾は軍が管理すると言いだし、雪菜をかばった勲は命を落とす。
しかし、記憶消し男が桜井の記憶を消去。目立たず気付けばそこにいて、やることだけは完璧にこなす。彼こそ真のスパイだった…って、えー?
雪菜はシズネの力を借りて、会場内の全員に新型爆弾で燃え尽きる幻覚を配信。何人ショック死して、何人トラウマで再起不能になったことやら。一般人は居ないみたいだから別に良いけどな。
シズネは次の預言者を指名することなく、記憶を消去してもらって退場。
葵は能力で新型爆弾を空の彼方に葬り去って、爆撃機とともに墜落、そのまま行方不明に。
自分たちのやってきたことは正しかったのか?何か意味があったのか?それは分からない。でも、何かを変えることが出来たのだとせめて希望のかけらを抱いていたい…
結局、自分の店を持てた風蘭の一人勝ち?
・総評
日本の悲惨な敗戦の未来を知り、それを回避し、その後の冷戦構造を前倒しにしようとした勲。やり方は間違っていたかも知れないが確かに彼には確固たる信念があった。
人間は未来を知るべきではないと悟り、預言者の歴史を閉じたシズネにも覚悟があった。
それに比べて、葵たちには何があったのか?…桜井としては勲の邪魔をしてもらっては困るわけで、そこそこ頑張ってますとアピールできれば良かった、と考えると葵たちが優秀すぎては困るわけで。この体たらくも納得という物か。
後は後世の歴史家が判断してくれるって、歴史の表舞台に立たない諜報機関のことを振り返ってくれる物好きって…ま、いないことはないんだろうけどな。
ストーリー:1
キャラクター性:2
画:5
演出:2
音楽:4
総合的な評価:2
総合点:16
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