杏子は出現した魔女からなんとかさやかの体を回収。だが、何が起こったのか把握することが出来ず。
そこにほむらが現れ、一時撤退。さやかを捜しに来たまどかも合流して状況説明を。
魔法少女のなれの果てが魔女。彼女は誰かを救った分だけ誰かを呪って生きていく。淡々と語るほむらに杏子は掴みかかるが、ほむらは意に介さず、まどかに忠告をして去っていく。
魔女化したさやか。楽譜は分かるけど汽車は何だろう。恭介の怪我は列車事故だったのか?
魔法少女の真実を知らされ落ち込むまどかの前に、キュゥべえが弁明(自称)に。
物質をエネルギーに変換するのには必ずロスが生じる。薪を燃やして得られるエネルギーはその薪にする樹を育てる労力に見合わない。だからいずれエネルギーは枯渇する。
キュゥべえ達の種族は新エネルギーを探し求め、知的生命体の感情をエネルギー化する方法を発見した。だが、彼らの種族には感情がなかったため、大きな感情を持つ知的生命体を探し求め、地球に辿り着いた。
そして、第二次性徴期の少女の感情が希望から絶望に転落するときに生み出すエネルギーが、そこまで育てるのに支払う労力を遙かに凌駕することを見出した。
ソウルジェムがグリーフシードに変化するときに発生する莫大なエネルギーを回収するのがインキュベーターの役割。67億人も居て今なお増え続けているのだから枯渇を心配する必要もない。
キュゥべえ達にとって魔女は原発から出る放射性廃棄物のような物か。そしてその処理に原発を使っているみたいな…
私たちは使い捨ての消耗品なのかと問うまどかにキュゥべえは君たちにもメリットはあると告げる。将来君たちも地球上の資源を消費し尽くし、資源を求めて宇宙に進出する。その時に宇宙の資源が枯渇していたら困るだろう?と。
同意を得ているのだから問題はないだろう?君たちは認識の相違によって不利益を被ったときに騙したと言って相手を呪うけど、僕たちには騙すという概念自体が理解出来ないと語るキュゥべえに、まどかはようやく、決して理解し合うことが出来ない物体と無駄な会話をしているのだと悟る。
宇宙のために死んでくれる気になったらいつでも声をかけてくれと告げて去っていくキュゥべえ。「宇宙の為」じゃなくなにもかも「キュゥべえの種族のため」だろうだろうが。この期に及んでまだここまでのお為ごかしを言い放つか。
杏子はキュゥべえにさやかを元に戻す方法を問うが、キュゥべえは「自分の知る限りは」ないと返答。それをキュゥべえは全てを知っている訳じゃないと解釈し、何か方法があるはずだと希望を見出す杏子だったが、彼女のソウルジェムは、さやかの体の鮮度を保ち続けるために既に穢れが溜まり始めていた。
自分も最初は正義の味方になりたかった。それを思い出させてくれたさやかをこのまま魔女にしておけない。もしかしたらあの魔女を一刀両断したら、中からグリーフシードではなくさやかのソウルジェムが出てくるのではないか?そういう物だろう?まどかに語りながら、杏子は自分自身に言い聞かせていたのだろうな。
戦わないで見ているだけの自分は卑怯者だろうかと問うまどかに、杏子は幸せな生活をしているお前が魔法少女になる必要なんて無い。それでもなるというのならそれはただのお遊びだ。そんなのあたしが許さない!と言い放つ。サブタイをここで使うとは思わなかった。杏子が格好良すぎる。
親友のまどかの呼びかけになら応えてくれるかも知れないと考えた杏子は、まどかを連れて魔女化したさやかの許へ。しかし、さやかはまどかの声に応えるどころか彼女を殺そうと。
まどかを守る為に盾になっていた杏子には、もはや戦う力は残っておらず、助けに来たほむらにまどかを託し、ソウルジェムを暴走させてさやかを道連れに自爆する道を選ぶ。
自分も魔女化してエネルギーにされてしまうのを防ぐためか。キュゥべえにせめて一矢報いられたのか?
ところで、ほむらが助けに来る一瞬前に恭介みたいなのが立ってたが…あれ、ほむらだったのか?
キュゥべえは魔女になった者が元に戻る方法など存在しないことを知っていた。エントロピーの話からすれば不可逆なのは当然だしな。仮にあったとしてもそれは、キュゥべえが回収したエネルギーを遙かに上回るエネルギーが必要になるのだろうし。
ほむらの説明だと、さやかのソウルジェムがグリーフシードに変化して、魔女が孵化。それと引き替えにさやかは消滅したみたいなことを言っていたから、あの魔女はさやか本人ではなく、さやかの子供みたいな物かも知れないしな。
杏子に無駄な希望を抱かせ、自滅させることこそがキュゥべえの真の狙い。杏子を失い、ほむら一人ではワルプルギスの夜には決して勝てない。この街を守るにはまどかが魔法少女になるしかないと。何もかも計算尽くで、どっちを選んでもバッドエンドって運命の袋小路過ぎる…白示録はどこですか!?
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