今期終了アニメ(6月終了作品)の評価をしてみないかい?9
ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人・ ぴっころさんの企画「今期終了アニ メ(6月終了作品)の評価をしてみないかい?9」に参加。
<評価項目について>
続いてそれぞれの項目について説明させていただきます
ストーリー・・・脚本、設定も含めて、破綻がないか。テーマ性を貫けていたか。そしてオチがしっかりしていたか等。
キャラクター性・・・キャラクターの魅力。キャラクターと声優の声のイメージが合っているか等。
画・・・キャラクターデザインに忠実か。作画の破綻、崩壊がないか。よく動いてるか等。
演出・・・声優の演技。盛り上がりを作れているか。BGMや挿入歌が効果的に使われているか。カメラワークや構図の工夫。各話の引き等。
音楽・・・OP・EDが作品の雰囲気に合っているか。BGMや挿入歌の評価等。
総合的な評価・・・この作品を面白いと思ったか、また満足度。他人に薦められる作品か等。
<評価項目は各5点満点>
それぞれの評価項目は各5点満点となっております。6項目ありますから、それらを全て加算した総合点は30点満点となります。
一応評価の指標として、5点:とても良い 4:良い 3:普通(及第点)
2:惜しい。何かが足りないレベル 1:悪い 0:かなり悪い
・化物語
ストーリー:5
キャラクター性:5
画:2
演出:5
音楽:5
総合的な評価:5
総合点:27
作品自体は紛う事なき名作だとは思うのだが、シャフトのスケジュール崩壊で放送版は未完成バージョン。ネット配信版は締め切りがないのを良いことに延期し
まくって、放送含め、全15話で丸一年か。
作画が間に合わないのを演出でカバーするのはシャフトお得意の戦法だけど、もはやそれでカバーし切れ
ていないとか、どうしたものか。とりあえず出来てないんだから作画は減点しておくか。
・鋼の錬金術師
ストーリー:5
キャラクター性:5
画:4
演出:4
音楽:5
総合的な評価:5
総合点:28
原作に忠実に再アニメ化をした今作。しかし、2003年版と被る辺りは手を抜いたのかグダグダ。イシュバール殲滅戦の描写不足は致命的と言われる始末。
しかし、重複部分が終わった辺りから持ち直し、エドが真理の扉の前のアルに絶対に迎えに来る!と誓った名シーンで第一のピークを。その後はやや下がった
が、年を越え、最終章・約束の日に入ると、今までの集大成とばかりに毎回が名シーンの連続。
2010年放送分のみの評価だったら文句なく満点だっ
たのだが、前半を差し引いて評価。
・B型H系
ストーリー:3
キャラクター性:5
画:4
演出:4
音楽:3
総合的な評価:5
総合点:24
素晴らしいH系バカアニメだった。結構きわどい言動をしているにも関わらず、卑猥さよりも元気で明るいおバカッぷりが印象に残る。山田って普通の作品だったら、ヒロインの当て馬のお色気キャラだよね。
・おおきく振りかぶって~夏の大会編~
ストーリー:5
キャラクター性:4
画:3
演出:4
音楽:3
総合的な評価:4
総合点:23
阿部と三橋が自分たちの間違いに気付くまでの話。阿部に全てを丸投げするのではなく、二人で相談して討ち取っていこう。これでようやく対等な関係のバッ
テリーに?
前期が「起」で今期が「承」か。とりあえず、原作の話数が貯まるの待ち?
・Angel Beats!
ストーリー:1
キャラクター性:2
画:4
演出:2
音楽:5
総合的な評価:1
総合点:15
何の予備知識もなくいきなり奏トゥルーエンドを見せられた印象。ゲームならば、このルートに入るにはいくつかの他のキャラエンドを見ている必要があっ
て、そっちのルートで他キャラの掘り下げがあったのだろうが、その積み重ねがないために、脇キャラどころかメインキャラすら行動原理が把握できず、思いつ
きで突拍子もない行動をしているようにしか見えない。
脳内補完しようとしてもとっかかりとなる情報があまりにも少なく、補完ではなくねつ造レベ
ルにしかならない始末。
脳内補完することで「作品の世界観が広がる」のと、脳内補完しないと「世界観が破綻する」のでは大違い。そして、後者を
制作者側が視聴者に期待するのは怠慢かと。
それでもこれだけ語れる話題性のある作品は貴重ではあった。箸にも棒にもかからない語る気すら失せる
作品と比べれば、その存在感は圧倒的であったと思う。
・WORKING!!
ストーリー:3
キャラクター性:4
画:4
演出:5
音楽:4
総合的な評価:5
総合点:25
第一話を見たとき、伊波の小鳥遊に対する理不尽な暴力に嫌悪感を覚えて感想を書かなかったのだが、それがまさか伊波の小鳥遊への恋の障害としてここまで
機能しようとは。今では伊波がとっても可愛いです。でも、殴られるのは勘弁な。
・荒川アンダーザブリッジ
ストーリー:3
キャラクター性:4
画:4
演出:4
音楽:4
総合的な評価:3
総合点:22
常識外れのキャラ同志の掛け合いメインで進行。ツッコミ役のリクでさえ、本人がそう思い込んでいるだけで常識人とは言い難いため、論点ずれまくりで結果
はいつも明後日の方向に。
でも、突き抜けるには何かが一歩足りなかった印象が。
・いちばんうしろの大魔王
ストーリー:2
キャラクター性:4
画:4
演出:4
音楽:3
総合的な評価:4
総合点:21
8話まではお色気ギャグアニメとして秀作な部類に入っていたと思う。だが、それ以降のシリアス展開には完全に置いてきぼり。アニメだけで一つの物語を完
結させようという意図には賛同するが、いくらなんでも詰め込みすぎ。9~12話の内容だけで本来1クールかかるんじゃ無かろうか?
今から思う
と、下手にシリアスに突入せず、魔王呼ばわりされて理不尽な目にあう阿九斗と周りの女の子達のドタバタコメディーで良かったんじゃね?と思わなくもない。
・閃光のナイトレイド
ストーリー:1
キャラクター性:2
画:5
演出:2
音楽:4
総合的な評価:2
総合点:16
勲は確固たる信念の下に行動していたが、葵たちにどんな信念があったかというと、なにがあったんだが。
軍が勲を追うことを抑止するのが桜井が
機関に求めた真の目的。桜井としては勲の邪魔をしてもらっては困るわけで、そこそこ頑張ってますとアピールできれば良かった、と考えると葵たちが優秀すぎ
ては困るわけで。この体たらくも納得という物か。
・四畳半神話大系
ストーリー:5
キャラクター性:5
画:3
演出:5
音楽:4
総合的な評価:5
総合点:27
設定自体は良くあるループ物。しかし、毎回趣向を凝らした舞台設定で全く飽きさせず、その積み重ねがあるからこそ、ラス前での、今までの世界はそれぞれ
得難い充実した人生だったのだという悟りと、最終回でのずっと嫌悪してきたオズこそがそこに導いてくれる無二の親友だったのだという逆転の発想が生きてくる。構成の妙を感じさせる作品だった。
・デュラララ!!
ストーリー:4
キャラクター性:5
画:4
演出:4
音楽:4
総合的な評価:4
総合点:25
謎とミスリードが交錯するセルティの首探しが一番面白かった。罪歌のまさかの展開で楽しめた。でも、最後の黄巾賊間連はちょっと失速した感じ。
・ベストキャラクター賞
戦場ヶ原ひたぎ@化物語
・ベストOP賞
My Soul,Your Beats!@Angel Beats!
・ベストED賞
君の知らない物語@化物語
・ベスト声優賞・男性
神谷浩史
・ベスト声優賞・女性
花澤香菜
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コメント
こんにちは、ピッコロでございます、大変お世話になっております。
お忙しい中、当ブログの企画に参加して頂き本当に感謝しております。集計に加えさせていただきました。
なお、今回の企画の中間集計結果の発表については、7月30日(金)夜11時から放送ののネットラジオで行う予定でございます、よろしければ聞いてくださいませ。
それでは、どうか今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: ピッコロ | 2010/07/30 07:14