Angel Beats! 第九話
音無の過去 第2弾。音無は列車事故で即死はしていなかった。列車から生存者を救出、手当をし、崩落したトンネル内で救助を待つことに。
しかし、救助は一向に訪れず、食糧が尽きて餓死寸前に。死期を悟った音無は、保険証の裏にドナー登録の署名を。こうすれば自分が死んでも、自分の一部が生き続けて人の役にたっていけるかも知れない…
というわけで、ドナー登録をしましょう、というお話でした。
音無は目を覚ました奏にそれを話し、自分の人生が無駄ではなかったと告げる。満足すれば消えてしまう。まさかの音無途中退場!?奏は音無を消したことでますますSSSとの確執を深めるのか?…と思ったが。
自分の人生に納得した音無がまだここに留まっている理由は、SSSの皆にもこの気持ちを知って欲しいから。そこで音無は唐突に気付く。奏も同じ気持ちだったのだと。
奏は語る。この世界は青春を謳歌できなかった者が青春をやり直す場所なのだと。普通に授業を受ける。部活に全力を尽くす。自分の本当に歌いたかった歌を歌う。自分が生きていた時には出来なかった心残りを解消して、「卒業」していく。自分はその手助けをしたかった。
それをゆりが誤解してこんな不毛な戦いになってしまったらしい。音無は不器用すぎる奏に協力することを決意。表向きは奏が冷酷な人格に支配されたことにして、SSSと天使の対立を維持しつつ、裏でSSSメンバーの過去を探り、卒業に導く作戦を立案。
SSSへの完全な裏切りですな。皆のためにあえて…とか言葉にするとお為ごかしの偽善者の戯言にしか聞こえないわけだが。これが許されるのはいまわの際の独白の時だけ。
てか、これも奏がそう思っているってだけで何の根拠もないんだよな。
でも、大多数の感想ブロガー様の推測と一致していることからも、普通に考えたらここに行き着くわけで。つまり、ずっとここにいるのにそれに気付かないSSSの連中は救いようのない大バカと。
これで更に実はゆりの方が正しかったなんてどんでん返しが来たら凄いけど。
とりあえず、ゆりの、妹弟を守れなかったという後悔を払拭しようなんて無理どころか他人がどうこうできる問題じゃないのと、「成仏」、「卒業」と言葉を変えたところでこの世界から消えるという事実は変わらないのが現時点で最大の問題か。
ゆりのそもそもの目的が、消されてたまるかと神への反逆だから、この事実を知ったら、理不尽な人生を歩まされた挙げ句に、死んだ後に救済措置なんて自作自演も甚だしいふざけた茶番を続ける神への怒りがますます増大して、絶対に消えてやるものかと意志を強固にすること必至だな。
ゆりがすでにそこまで理解していて、神への嫌がらせでSSSを結成し、卒業できない魂を増やしているんだとしたら泥沼か。
この世界に留まること自体が目的になっているゆりを満足させるなんて矛盾する方法が果たして存在するの?
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