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2009/11/01

うみねこのなく頃に EP3再考察

 この記事はEP5までの赤字を足がかりにEP3の魔法殺人を再構築しています。というわけでEP5までのネタバレが含まれますのでご注意を。

「斜体表記はドラちゃん発言と言うコトデ」

・第一の晩(数珠繋ぎの連鎖密室・金蔵、源次、紗音、嘉音、熊沢、郷田)
(マスターキーの本数は)各使用人が1本ずつで5本だ。
・ ちなみに、6つの部屋の扉や窓はいずれも普通。オートロックのような鍵を使用せず施錠できるような仕掛けは存在しない。
・ 金蔵、源次、紗音、嘉音、郷田、熊沢の六人は死亡している!
・ 6つの部屋には誰も隠れていない!
・ 6人は即死であった!
・ 室内には犠牲者しかおらず、それ以外の人物は室内には存在しておりません。
・ 6人はトラップで殺されてはいない

・ 6人は全員他殺である(復唱拒否)
・ 6人は誰も自殺していない!!
・ 6人の中に事故死は、(ロノウェが復唱を阻止)
・マスターキー5本は全て、5人の使用人の懐よりそれぞれ発見された! 個別の鍵は死体の傍らの封筒の中に! つまり、連鎖密室にかかわる全ての鍵が、連鎖密室内に閉じ込められていたわけだ!! ドアの隙間だの窓の隙間だの通気口だのッ、そんなところを使って密室外から鍵を戻すことなど出来ぬぞ!!(EP4)
(金蔵を除く)彼ら全員には致命傷となった銃創と思わしき傷痕があったぞ! 室外からの殺害は不可能だぞ!! さらに赤を重ねようぞ! 金蔵を除く5人の殺人の際、殺人者は必ず同室していた! 自殺者がいないことは当時に赤で宣言済みだ!!(EP4)

 戦人は第一発見者が鍵を遺体に戻したと青で宣言。直接否定はされてないが、ラムダの口調だと間違っている可能性が。というわけで、
 犯人は、使用人5人を殺害した後、マスターキーにてそれぞれの部屋を施錠。ただし、礼拝堂はマスターキーでは施錠できないため礼拝堂の鍵を使用。その後、金蔵をボイラーに放り込み、封筒に礼拝堂の鍵を入れて裏口から脱出した!

「隠し扉が存在することを許しマセン。」

 ボイラー室に裏口があることはEP1で示されている!よって、裏口は「隠し扉」に当たらない! 

「ノックス第3条。秘密の通路の存在を禁ズ!探偵の発見できない通路は秘密の通路デス。よって、探偵に発見できない侵入口は存在しないのデス!!」

 この現場検証に戦人は同席していない!探偵でない者は扉を見逃すことが許される。よって、犯人は裏口から脱出可能だ!

 犯人は…金蔵を焼くことができる者は蔵臼と夏妃しかいないが動機がないな。

・第二の晩(薔薇庭園・真里亞、楼座)
・ 楼座と真里亞は死亡した
・ 死因は南條の見立て通りだ
・ 楼座と真里亞の二人は他殺です
 わし(秀吉)はずっと部屋におったで。事件の前後の時間帯は全てや

 絵羽のアリバイは一切証明されていない。よって絵羽の犯行で説明可能。

「真里亞は絞殺デス。楼座が殺されたのにその場で殺されるのを待っている訳がありマセン。逆に楼座が真里亞が絞殺されるのを黙ってみている訳がありマセン!」

 真里亞は同盟関係にあるベアトリーチェを決して疑わない。楼座を先に不意打ちで殺してしまえば、残った真里亞は相手がベアトリーチェを名乗れば、無条件に信用し、黄金郷に行けると信じているが故に無抵抗で死すら受け入れる!

 銃を残して置いたのは、秀吉に渡ることを見越してか?

・第四~六の晩(玄関ホール・留弗夫、霧江、秀吉)
・ 霧江は食料はいらないと考えていた
・ ゲストハウスを出ないべきだと主張していた
・ 食料を取りにゲストハウスを出ようと提案する
・ その心変わりの理由は、誰にも語られておらず、また記されてもいない
・ 霧江はね、死ぬ最後の瞬間まで“食料を取りに行かない=屋敷に行かない”という行動式を維持していたわ
・ 霧江は何も書き残していない

 秀吉を問いつめるためだった、という戦人の主張をエヴァは切り返せず。
 霧江が何も書き残していないからこそ否定不能。タバコの吸い殻という物的証拠がある以上、戦人の主張通り。

「それなら、秀吉に銃を持たせる理由が在りマセン。」

 秀吉を油断させるためだ。そして、食料が重くて霧江には運べないことを理由に、秀吉が食料を持ち、銃を霧江に渡すという自然な流れを装った。
 その後で秀吉を問いつめたが、そこに犯人が乱入して争いになり、留弗夫、霧江は致命傷を負った。秀吉は犯人をかばったか、もしくは去り際に瀕死の留弗夫か霧江の最後の銃撃で致命傷を負った。

・第七~八の晩(東屋・蔵臼、夏妃)
 コーヒーに睡眠薬を混ぜ、眠らせてから絞殺したならば、二人同時に、二階の戦人達に気付かれることなく犯行が可能。

「ノックス第4条。未知の薬物、及び、難解な科学装置の使用を禁ズ!!」
「ノックス第8条。提示されない手掛かりでの解決を禁ズ!!」

 睡眠薬は未知の薬物ではない。睡眠薬は南條から入手可能。頭痛持ちの夏妃が常用している可能性もある。

・客間・譲治
・ 譲治はゲストハウスの階段を降りてはおらぬ。
・ 外部へ通ずる窓も扉も全て内側より施錠されていたぞ。
・ しかもそれらの施錠は全て、外側からは不可能!

 戦人の主張通り、譲治が窓から脱出後、誰かがそれを施錠した

「ノックス第8条。提示されない手掛かりでの解決を禁ズ!!」

 この窓は風雨が吹き込まない位置にあったと語られている。よって単なる締め忘れだと思い、誰かが意図せず施錠し直すことはあり得る。

「客間は施錠されていマシタ。譲治はどうやって客間に入ったと言うのデスカ?」

 愚問だ。第一の晩死体発見時に割った窓から侵入できる。犯人も同様だ。密室ですらない

・第九の晩(使用人室前・南條)
・ 朱志香負傷後。絵羽は常に戦人の監視下にあった。戦人は犯人でもなく共犯者でもない。よって絵羽の完全なアリバイを証明できる
・ この島には19人以上の人間はいない
・ 人間以外の生命は一切、このゲームに関係がない
・ 金蔵は死亡している
・ 蔵臼は死亡している
・ 夏妃は死亡している
・ 秀吉は死亡している
・ 譲治は死亡している
・ 留弗夫は死亡している
・ 霧江は死亡している
・ 楼座は死亡している
・ 真里亞は死亡している
・ 源次は死亡している
・ 紗音は死亡している
・ 嘉音は死亡している
・ 郷田は死亡している
・ 熊沢は死亡している
・ 南條は死亡している
・ 以上、15人は死亡
・ 戦人は生存している
・ 絵羽は生存している
・ 朱志香は生存している
・ 絵羽はあなたとずっと一緒に居たわ。だから犯行は不可能。もちろん戦人くんは犯人じゃないわ。アリバイ偽装なんてしてないし、彼女が犯人の可能性も考慮していたから、その行動は用心深く見張ってた。彼女には、不審なことをできるあらゆる可能性が存在しなかった!つまり、犯行時の使用人室には、南條と朱志香しかいなかったのよ。
・ 右代宮朱志香は殺人を犯していない

・ 南條殺しにかかわっていない!!
・ 彼女の目は完全に塞がれている。その彼女に殺人を行なうことは不可能よ
・ 絵羽と戦人も南條を殺していないし、かかわってもいないッ!!
・ 南條を殺した犯人は戦人でも絵羽でも朱志香でもない!!
・ 朱志香の目は完全に塞がれていて、彼女に殺人は不可能
・ 朱志香の体が起こした如何なる動作も、南條の殺人には関係・影響しない
・ この適用を戦人と絵羽にも広げるわ
・ 朱志香と戦人と絵羽は、南條を殺した犯人ではない
・ 南條は他殺よ
・ もちろん、トラップではなく、直接的な殺害方法よ
・  凶器を構え、それにて真正面の至近距離から殺した!犯人は、南條の目の前に堂々と現れ、そして互いに顔を見合わせながら、殺害したのだ…!!
・ 赤は真実のみを語るッ!!!
・ 人間以外の一切の要素は、このゲーム盤に関与しない
・ 南條を殺したのは、確かに人間である!!
・ 地に足のついた人間が、凶器をかざし、それにて殺した!眼前にて

 EP4での戦人の推理通り、赤字で死亡確認されていない者が南條を殺した後、この赤字宣言の前に死亡した

 アニメでは、赤字が大幅に削られたせいで、容易くこの結論に達することが出来るわけだが…だからこそミスリードである可能性も?単にEP4で戦人が主張するから分かり易いように単純化したのか?

・総括

 第一の晩を除き、犯人は絵羽で説明が可能。だが、ここでチェス盤をひっくり返すぜ!

 EP5での夏妃の扱いを見る限り、「アリバイがない=犯人」などという愛のない差し手をしてはいけないんだ!絵羽は真犯人にはめられただけの可能性がある

ノックス第9条。観測者は自分の判断・解釈を主張することが許さレル。しかし、今の戦人は探偵デス。探偵にその権利はありマセンッ!即ち、戦人を射殺したのが絵羽であることは否定できないのデス。」

 確かに戦人を射殺したのが絵羽であることは否定できない。だが、それは戦人が絵羽に自分の推理を突きつけて糾弾したために、自分が犯人だと思いこんでしまったからかも知れない。警察に激しい追求をされ、勝手に作られたストーリーを聞かされる内に、それを自分がやった気になって認めてしまう…冤罪事件の典型だな。絵羽の精神状態が普通ではなかったことは繰り返し描写されている。それに、戦人殺し=他の全員殺しなどという式は成立しない!

 それと絵羽が真犯人をかばっている可能性がある。自発的にか脅されてかはともかくとしてな。探偵が犯人を生み出してしまうと言う皮肉。強烈なアンチミステリー描写なのだとすら言える!

「絵羽が犯人でないのならば縁寿に恨まれてまでそれを死ぬまで秘匿し続ける理由がありマセン。ノックス第8条。提示されない手掛かりでの解決を禁ズ!!

 それについては、ゲーム盤の外の話だ。それを証明する義務もないし、否定される謂われもない。それにこのゲームは、全ての殺人が魔法ではなくニンゲンで説明できることを証明することが主旨のはずだ。誰が犯人なのかは問われていない。

 というわけで、今回はここで閉廷だ。シーユーアゲイン。ハバナイスディ!

「…それは書き逃げというものデス。デス。デスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデスデス! Die the death! Sentence to death!! Great equalizer is the deathッ!!」

 EP5以降はフーダニット、ハウダニット、ホワイダニットを揃えないといけないようですが、現時点ではまだ、そこまで至ってません。ごめんなさい(--;

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