« 2008年アニメアウォーズ! | トップページ | 2008冬(2008/10-12月期)終了アニメ調査 »

2009/01/04

うみねこのなく頃に EP4

Alliance of the golden witch

魔女同盟。ベアトと真里亞の作った魔女同盟「マリアージュ・ソルシエール」が今回の主軸。
ソルシエールはまんま「魔女」
マリアージュは結婚と言う意味の他にワインと料理の相性を意味し、お互いに高めあい、それ以上の物になることを示すらしい。
 半人前の真里亞は言うに及ばず、EP3でラムダが脅しているようにベアトも本来、魔女の域に達していない。ベアトと真里亞、二人そろって初めて本当の魔女の領域に達することができるということか。

 実際、EP4終盤、真里亞を失ったベアトは黄金郷を維持することが出来なくなってしまった。アンチファンタジーで考えるならベアトのトリック構築には真里亞が必要不可欠。真里亞が共犯者だということか?真里亞はEP1、2とも第10の晩まで生き残っている。EP3では途中で脱落したがそれは実行者がエヴァになったから。むしろ、内情に詳しいだろう真里亞を真っ先に殺さなければ儀式の進行に支障を来すだろうし。

 今回のエピソードは、ひぐらしで言えば暇潰し編に相当する真里亞の過去、悪魔の脚本に相当し、EP3の後日談である縁寿の真相究明の旅、そして、いつものベアトのゲーム盤の3つの要素が絡み合っていた。

 他人がなんと思おうと自分は幸せなのだと信じ続けてきた真里亞。しかし、その幸せの魔法は縁寿の裏切りで綻び、幸せの根幹であり全てでもあった母・楼座本人に否定され崩壊した。真里亞が一人前の魔女の領域に達していたのなら、それは崩壊することはなかったのか?他人からはどんなに不幸に見えても本人が幸せだと思うのならばそれは幸せ。それを不幸なのだと指摘するのは余計なお世話。哀れむのはもはや冒涜。幸せとは主観評価。本人がそれに納得できるかどうかが全て。

 真里亞の幸せの魔法が崩壊し、魔法の暗黒面に堕ちたことが六軒島殺人幻想の原因の一つ。

 かつて真里亞の幸せの魔法を否定してしまった縁寿。しかし、旅の末に彼女は真里亞の偉大さとその魔法の本質を真に理解し魔女の領域に達する。そして、自らの罪を清算するため、愛する兄・戦人を取り戻すためために、ベアトを真に理解した上でベアトを否定する。

 今の縁寿は言うなれば罪滅し編で生き残ってしまったレナと同じ。今更真相を究明しようとも家族は帰ってこない。幸せな日々は帰ってこない。それをラムダに指摘され、心折れたかに思えたが…最後は戦人に不屈の闘志を植え付けて散っていく。その代償はあまりにも凄惨。ベルンは結局、彼女の幸せのカケラを見つけることは出来なかった。
…という以前の問題として、裏お茶会でのベルンの言動はあまりにも酷いよ。割れた心はちょっぴりどころじゃない…ベルンもやはり魔女か。

 エンドロールでは1998年に死亡とあるけど…実際は六軒島で霞に殺されているのか?霞一味を全滅させたのは縁寿にとってだけの真実?
 いや、霞一味全滅は天草の遠距離狙撃で説明できるか?密林の中からそんな精密射撃が出来ればだが。

 煉獄の七姉妹は1998年には主不在。1998年にはベアトは存在しない?エヴァに称号は引き継いでるし、エヴァと相打ちに持ち込んでこの世界からは消滅したけど黄金郷で再構築されているということか?

 ボトルメールの筆跡はベアトと一致するらしい。そしてEP1の内容の物とEP2の内容の物が存在する。縁寿のこの世界はEP3後の世界と思われるのだが、何故、複数のしかも違うエピソードのボトルメールが存在するのか。そして、少なくともベアトリーチェを名乗る(魔女かどうかは別にして)存在が実在することを証明してしまっている。
 過去の真実は常に未来の真実で上書きされるということを考えると縁寿の推理通り、魔女の仕業と思いこませたい「ベアトリーチェ」の陰謀なのか?
 届くかどうか分からないものに賭けるのも「魔法」だし。

 EP3で譲治の死後、扉に書き足されていた数列は貸金庫の暗証番号。南條の息子には1億円の札束だったそうだが、他も同じとは限らない。縁寿宛には真相に迫れる物が入っていた可能性もある。縁寿が1億円もらっても何の意味もないし。熊沢の息子にはサバカレー?

 実は明日夢の息子ではないという衝撃の事実が発覚した戦人。しかし、留弗夫の息子ではあるらしい。死産だったという霧江の息子だったりするのか?EP3の霧江の話だと同時に妊娠して霧江は死産、明日夢は戦人を出産、そして子供を盾に留弗夫を奪ったということだったが…実は死産だったのは明日夢の方で、裏で手を回してそれを取り替えた?

 でも、ベアトの言い分だと6年前までは今の戦人と違う戦人Bがいたことになってるし…実は両方とも生きていた?でも、戦人自身には自分が替え玉であるという自覚がない。明日夢と暮らしていた記憶もある。六軒島でいとこたちと遊んだ記憶もある。ただ、ベアトが言うところの罪の記憶だけがない。その罪を犯したときだけ戦人Bが六軒島に来ていた?というもの非現実的。6年のブランクが存在する今ならともかく、そのころは判別できないほどうり二つだったとでも?実は戦人は双子で、戦人Bは明日夢の暴走を恐れた留弗夫がどこかにかくまっていたとでも?双子トリックは魅音詩音でやってるし、それを再び使って来るとも思えないが、あらゆる可能性は赤字以外では否定されないのだから説としては残しておける。
…あれ?罪を犯したのは六軒島でだと言ってたっけ?

 ベアトの言い分である、戦人は罪を犯した。戦人とベアトは6年前には出会っていない、何の関係もない。というのは罪を犯したのは戦人B、今の戦人とベアトの間に起こった話ではないから今の戦人とは関係がないと言うことなんだろうけど…異なる人物を同じ「戦人」と呼称しているからそこで叙述トリックが成立しているかと。

 結果的に金蔵はゲーム開始時点で死亡していることがベアトの赤字で確定したけど、戦人の「同一人物が複数の名前を持つことはない」と言う復唱要求を復唱できないことは金蔵生存に対する否定にはなってないぞ?紗音と嘉音は本名が存在するし、戦人本人にしたって戦人替え玉説が生きている以上、本当の名前がある可能性がある。

 他の真実の青もベアトが否定しなかっただけで、全てかどうかは別として真相ではないとラムダが裏お茶会で真実の赤で叩き切ってるし。

 ベアトが勝利したい理由は「明日夢の息子の戦人」が相手でないと意味をなさないものらしい。「明日夢の息子の戦人」に罪を認めさせた上で黄金郷に招くこと。それがベアトの真の目的だった。しかし、もう「明日夢の息子の戦人」は存在せず、彼を招く黄金郷も消滅した。もう、ベアトは目的を達成することが出来ない。勝利を欲する理由がない。勝利条件は残されているがその条件も達成不能。それをラムダとベルンが「絶対」に「奇跡」は起こらないと保証してしまった。もはや、このゲームはベアトが死ぬまで続く永遠の拷問。そして戦人の手には未だに切れ味の鈍い、致命傷を与えるにはほど遠いそれでも傷だけは与えられるなまくらがあるのみ。ひと思いに殺されることも出来ない…あまりにもベアトが哀れすぎる。それこそラムダが言うように全て演技でしたぁ~とか言ってくれないものかと思うほどに。

 今の戦人が六軒島に来なければ来なければこの殺人幻想はおこらない。そして今の戦人が自覚することなく犯した罪により島の人間は全滅する。
 ベアトが「そなた」と呼称した場合は今の戦人を指しているはず。その罪は同一の物なのか、それとも戦人と戦人Bはそれぞれ違う罪を犯しているのか。違うとすれば今の戦人が犯している罪は入れ替わった事自体の自覚がないこと?

 ベアトの心臓。この島に生存者はたった一人。戦人しかいない。島の外からは一切の干渉がない。にも関わらず、戦人は戦人以外の存在「私」によって殺される。「私」とは誰?
 それこそがベアトの本体であり魔法の源泉。この正体を見破ればベアトは消滅する。しかし、現時点ではまるで見当がつかない。ベアトの口調では既に戦人にはこれの正体を見破ることが出来るのだと確信しているようだが…

 「たった一人」という時点でこの島に複数の戦人がいることは否定されるか。「明日夢の息子の戦人」でなければ達成できなかったベアトの真の目的。「明日夢の息子」であることが条件であるわけは…ベアトは明日夢なのか?明日夢の息子自身なら自分のことくらい分からないわけがないし。いや、それじゃニンゲンで証明できないからダメか。右代宮家に恨みを持つ明日夢の関係者?

 小ネタを拾っていくと…シエスタOOって依代は誰?死んだ556って?ガァプは何となく夏妃っぽいんだが。
追記)シエスタはウサギの音楽隊かなるほど…

 魔法浸食が進むとEP3で才能の片鱗を見せた譲治のみならず朱志香にも魔法が使えるのね。そして蔵臼大活躍。でも、ウォーズマン理論自重(--;

 徒歩2時間の九羽鳥庵に5人を別々に10分足らずで移動。地下道とトロッコでもあれば何とかなる…のか?

 真里亞が自らの世界で死んだことを決定づけてしまったさくたろ。ベアトでも蘇らせることの出来ない彼を縁寿は真里亞の世界に蘇らせてみせる。縁寿はいかにして真里亞にさくたろが生き返ったと「納得」させたのか?それこそが魔法。それが出来ないベアトは魔女ではないのだと縁寿は言うが…

 幸せの魔法こと白き魔法は否定せずそっとしておきたいけど、そんな甘っちょろいことを言ってる時点でダメらしい。魔法を真に理解した上で尚、その全て否定するという絶対の意志のみが魔女幻想をうち破ることが出来る刃となるらしい。

 今回で出題編は終わりだから、細部はともかく、ベアトリーチェというルールの概要は答えを出すことが出来るはずなんだが。

|

« 2008年アニメアウォーズ! | トップページ | 2008冬(2008/10-12月期)終了アニメ調査 »

ゲーム うみねこのなく頃に」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/34704/43635227

この記事へのトラックバック一覧です: うみねこのなく頃に EP4:

» 場版「エウレカセブン」スタッフ、キャストを発表 [アニメとか]
ゴールデンウィーク公開予定『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』公式サイトが、スタッフとキャストの一部を公開。先行配信動画も。 [続きを読む]

受信: 2009/01/14 05:45

« 2008年アニメアウォーズ! | トップページ | 2008冬(2008/10-12月期)終了アニメ調査 »