黒執事 第十二話
屋敷が炎上したあの日、行方不明になってしまったシエル。帰ってきたことを喜んだのもつかの間、彼はそれ以来笑顔を忘れてしまった。大好きな彼の笑顔を見たくてがんばってみる物のその思いは空回り。ただ自分が騒いでいるばかりでシエルが浮かべるのは困り顔ばかり。どうしたらシエルに心からの笑顔を取り戻させることが出来るのだろう?虚ろな意識の中、エリザベスは思い悩む。
今度はレディ・エリザベスを失いますか?とのセバスチャンの問いかけに怒りを覚えるシエル。自分だけを連れて屋敷から脱出したことについに平手打ち。シエルがどれだけエリザベスのことを大切に思っているかの証明でもあるが、セバスチャンはシエルが女王の命令を優先するのと同じく自分はシエルの命を守るのを優先させると反論。
せっかくここまで守り通したシエルの魂を横取りされてはかなわない。セバスチャンのその言葉は、つまるところ、人形師の主人はセバスチャンと同種の存在だということか?
そして、セバスチャンに安全策をとらせる程の相手?
エリザベスを発見するも、時既に遅く彼女は既に人形に?と思ったら人形師を倒したら元に戻った。マダムレッドの件で、あっさりエリザベスも死にそうで不安だっただけに一安心。冒頭の独白も死亡フラグだったしな…とりあえず回避成功。
プルートゥにしか解けない扉の封印、そして、プルートゥが懐く主人。その依り代の人形が向かった先にはアンジェラが。彼女が全ての黒幕なのか?少なくとも関係者っぽい。
シエルは死ぬことを定められた不浄で不要な存在。それはセバスチャンとの契約のことなのか、それともファントムファイヴ家の血脈のことなのか?
経緯はともかくエリザベスがシエルに贈った指輪。それを主人に投げ返したときにはそれはどうか?と思っていたが、セバスチャンの計らいでプティングの中に。
切り分けられたプティングから指輪が出てきたら幸せになれる。そんな伝承を聞いてエリザベスはシエルがこれで幸せになれるんだと大喜び。これではシエルも受け取る以外の選択肢はなく。
シエルの幸せだけを願うエリザベスの健気さはいいけど、エリザベスにとってはそれがむしろ強迫観念になってる気も。もしかして今の自分はシエルに必要とされていないと思ってないか?
シエルの方はかけがえのない存在だと思っているようだけど、それが表に出てこないからな。不安にもなるか。
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