とある魔術の禁書目録 第五話
インデックスとの別れの時間として12時間の猶予を与えられた当麻。しかし、彼はそれをインデックスを治してくれる医者探しに費やした挙げ句、結局徒労に。
無駄遣いしたとは言わないよ。自分は無力だと悟って専門家に頼ろうとしたこと自体は間違いじゃないし、もし受け入れてくれる病院があったとしても実は無駄だったというのもこの時点ではわからなかったしな。
約束の時間きっかりに現れた火織とステイル。神殿の構築が星の配列や地脈の流れなどの複雑なつながりのバランスによって成り立っている以上、正確な時刻に正確に執り行わないと儀式が失敗する。魔術師にとっては必須スキルか。
もう少し待ってくれ。そうすればいい案が思いつくかもしれないという当麻。その提案は当然ながら却下。12時間の猶予を無駄にした後じゃ説得力はまるで無し。そればかりか、時間が経つほどインデックスの苦しみは長引く、そして、今夜を逃せば記憶消去が出来ずにインデックスは死ぬ。自分の言葉でインデックスを殺す覚悟があるなら、自分の力をそこまで信頼しているなら、この儀式用の道具を破壊しろとステイルに詰め寄られて当麻はようやく折れる。
それでもなお、当麻に更に10分の猶予を与えた火織。最後の一分一秒まで他の方法が思いつける可能性に一縷の望みをかけたか?
魔術書で85%、残り15%で1年という数字にようやく疑問を持った当麻。やっとつながった電話越しに小萌先生に問いかけるが、その結果は…
1年で15%も使うわけがない。記憶には種類があってそれぞれ別の場所に納められている。知識だけで脳が一杯になることはあり得ない。たとえ脳の容量がパンクしたところで人間は死んだりしませェん♪
ぷくくくく…論理的解説、有効です。
つまりィ、当麻も火織とステイルも、設定がおかしいおかしい騒いでたここの管理人を含めた連中も皆、教会の連中に釣られていたって事なんだよゥゥゥゥゥ。
なァ、タノシかったろォ?ユカイだったろォ?設定の不備を突いて自分がいかに頭の良い人間であるか自覚できたことに悦に浸っていたんだろォ?そォだよなァ?散々ッぱら他人をこき下ろすのは密の味だもンなァ?ホラ、恥ずかしがらずにホントウのことを言って見ろよ?オモワズゼッチョウニタッシテシマイソウナホドキブンガヨカッタってなァァァァァァァァァァ!
くひゃひゃひゃひゃひゃひゃ…
ぷくくく…笑いに品がありませんよ?お嬢様。
…その点については見事に釣られました。リザイン宣言します(T-T)
てなわけで、1年で記憶を消さないとインデックスが死んでしまうと言うのは魔術による物だと気づいた当麻。右手でその魔術破壊を試みるが…
だから、勇気と無謀は違うと言ってンだろうが!何を聞いてたんだお前は!?
自分の力を信じろってのはそう意味じゃねぇだろ。真相暴いたんなら、火織とステイルに協力を仰いで万全の姿勢で挑めよ。
うかつに結界を破壊したことでセーフティが発動。インデックスは完全自立防衛モードに移行。
…だから当麻の右手ならその結界も無効化できるんじゃないのかと。カウンターマジックで無効化を防げないから物理手段で防いでいるのか?そうは見えないが(--;
対魔術対物理対魔術対物理の多層構造なら右手も魔術も防げるか。破るには同時多段攻撃ってか?火織の七閃だったら、魔術の刃、真剣の刃の二重構造だからいけんじゃね?数間違えたらインデックスごとまっぷたつだが。
| 固定リンク
「終了・と とある魔術の禁書目録」カテゴリの記事
- とある魔術の禁書目録II 第二十四話(2011.04.02)
- とある魔術の禁書目録II 第二十三話(2011.03.26)
- とある魔術の禁書目録II 第二十二話(2011.03.19)
- とある魔術の禁書目録II 第二十一話(2011.03.06)
- とある魔術の禁書目録II 第二十話(2011.02.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
あれは噛まれただけです魔術で傷ついたわけではありません
まあ最終防衛ラインまで結界を破壊できたのであと一押しすれば
投稿: | 2008/11/03 00:10
ステイルたち知っててもにあれを破壊する術は有りません
投稿: | 2008/11/03 00:12
>あれは噛まれただけです魔術で傷ついたわけではありません
インデックスのかみつきも防衛結界の一つなのですね。(笑)
しかも、当麻には効果覿面と。
>ステイルたち知っててもにあれを破壊する術は有りません
インデックスの魔導書からもその方法は削除されているみたいですしね。
でも、知っていれば密かにその方法を模索することは出来ますし、今回も結界発動を予測して対策を整えた上で挑めたのではないかと。
投稿: 藤ゆたか | 2008/11/03 15:48
>火織とステイルに協力を仰いで万全の姿勢で挑めよ。
一応原作では
ステイルたちに話すか一瞬悩むシーンあるのですが
脳医学にうとそうだし、敵の俺が言っても信用してくれないということを考えてるシーンがあるのですが・・・
はしょられましたからね・・・
投稿: 海優 | 2008/11/04 01:16
>海優さん
はしょられていたのですか。細かいところとはいえ押さえておくべきところだったような。
尺の都合なんでしょうけど…
投稿: 藤ゆたか | 2008/11/04 07:32