我が家のお稲荷さま。 第二十二話
昇の周りには常にコウによる結界が施されていて並の妖怪では近づくだけで命取りになりかねないんだとか。コウ、ちゃんと仕事してたんだな。
…コウ自身が奉仕のつもりでいろんな意味で危害を与えているから差し引き0かもしれないが(--;
別にこの結界の維持に力を使いすぎて普段ボケボケなんじゃないよね?
珍しく当主の肩書きを狙いに来たのかと思ったら、結局、透をおびき出すための寄せ餌扱いとは…ここまでないがしろにされる当主様も珍しいよな。
紅葉の真の目的は一族の力が発現する大事な誕生日にも顔を出さない、心配させて、もしくは怒らせてこの場に現れるよう仕向けること。でも、父親は現れず。消滅しかけた召使いに霊力を分け与える暇はあっても娘の誕生日に顔を出す暇はないってか…
ま、姿を現さないことが今回のやり方が間違っている証兼その罰なのかも知れないが。
保管係はパトロンの宮部家に手荒な真似は出来ないんだとか…金で解決かなぁ。何という癒着。
クーが使いっ走りをしていた理由は内部情報である現在のシロの様子を聞くこと。目的のためなら自分のプライドを捨てられる強さか。
今回の件で昇の器の大きさを知った紅葉は昇に惚れ込んでしまったよう。そして、美咲に宣戦布告。美咲、よくわかってないようだがつまり争奪戦の現在首位にいるのだと認められているということだぞ?そのリードを縮められる前に逃げきっとけよ?
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