RD 潜脳調査室 第十五話
毎日毎日、嫌いなピーマンが出てくることにぶち切れるミナモ。ピーマンは今が旬でメラニンの分解を促進するから美白効果もあるとソウタは言うが、ここは年中夏。つまりピーマンはいつでも旬だとミナモは看破…でも、美白効果の方は重要では?
食事もお弁当もソウタが作ってたのか。お弁当のピーマンは全て友人達に回っているらしいが美味しいと大絶賛。しかも合成物ではなく天然物なんて普通なかなか食べられない。たまに食べると本物は違うと感動すらするらしい。
天然とか合成とか考えたこともなかったというミナモに対し、友人達はお兄さんはきっとミナモの食事にお給料の大半をつぎ込んでいる。お兄さんに感謝しなければダメだと忠告。でも、やっぱりピーマンは受け入れられない…兄の心妹知らず?
メタル内の美食クラブで起こっているメンバーの脳餓死問題の潜入調査に乗り出した波留。美食を極めるためなら手段を問わないメンバーに引き気味。
メタル内で美食の限りを尽くしたが故に現実の食事がまずくてのどを通らない。でも、空腹は最高の調味料だから、むしろそれは望むところ…で、メタル内で美食の限りを尽くし、擬似的な満腹感も得て、本人は何の自覚もないまま現実の体は餓死しちゃう訳ね…これも現実と虚構の区別が付かなくなったと言うべきなのかなぁ?
古代ローマ貴族は美食を極めるために食べては吐いてを繰り返し、時にはそれがのどに詰まって窒息することがあったらしいけど…ま、本末転倒も甚だしいわな(--;
食の大切さが身にしみたミナモはとりあえずピーマンを水で流し込んで目の前から消すという手段を選択。それにピーマンをつぎ足すソウタは…やっぱりこれは嫌がらせなのか?
よく考えたら青椒牛肉絲にするとか工夫はありそうな物なのに、いつもお皿に山盛りのピーマンの炒め物みたいだしなぁ(--;
いや、料理のレパートリーがないとか、朝忙しいからとか好意的に考えてやるべきか?
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