« 07月27日のココロ日記(BlogPet) | トップページ | 絶対可憐チルドレン 第十七話 »

2008/07/27

うみねこのなく頃に 考察 Ep3の前に

 Ep3発売まで後半月ほど。ここで一旦整理をしてみる。

 視点を変えて物語の内側でなく外側から攻めてみようかと。

 主題歌の後半は気になるフレーズだらけ。

閉ざされた瞳で何を求めてる?
壊れたそのカケラを集めてみても
触れた指を零れる 君に届かない
飾られた虚実 愛がなければ視えない

 素直に解釈すれば、密室で起こった殺人をその結果だけを見て、何が起こったか推理しようとしても真相には至れない?

「飾られた虚実」はわかりやすい例ではEp2の魔法戦か。しかし「飾られた」「虚」と「実」である以上、全てが虚言なのではなく、事実を基に脚色されている。装飾を除去し、「虚」と「実」をより分ける必要がある。

「愛がなければ視えない」うみねこの作品全体に関わる言葉。世界を構成する一なる元素。
 愛を失った金蔵は側にいるベアトリーチェに気づくことが出来ない。
 愛を知った紗音は譲治と見る海はたとえ曇り空でも青く澄み切って見えると語る。
 朱志香は愛する嘉音を守るためにその身を投げ出す。
 楼座は自分の手は、金塊を持つためでも銃を持つためでもなく娘の手を引くための物だと悟り、真里亞は母から悪い魔女を追い出し、大好きな母とその愛を取り戻す。
 Ep1では夏妃が、Ep2では楼座が、愛する娘を守るために家族達を部屋から追い出し、結果的に生け贄に捧げていく…

 愛故の行動は、時に理不尽で非合理的で、そして残酷。相手の立場になって最善手を模索するチェス盤思考では決して至ることの出来ない領域。愛のない機械的な論理思考では愛故の一手を見切ることは出来ない。
 となると、戦人にその思考方法を教え込んだ霧江がそれを逆手に取っていることも考えられるが…現時点で、島で一族が全滅した場合に娘(縁寿)に遺産が入るという唯一のメリット持ちだし。

 愛する者を守るための自己犠牲。それを成し遂げるためには密室の中で自殺も厭わない?決闘の最中に娘の命を助けてくれると約束されれば自害もする?
 Ep1の秀吉絵羽夫妻が自殺だとした場合でも、あんな柄の短い杭を頭蓋骨に貫通させることはそう簡単には出来ないという問題が残ったままだが。
 シャワーが出しっぱなしだった秀吉の方に何らかの証拠隠滅工作が為されてそうではあるんだが…

 壁を反射して命中する煉獄の七杭、雨の中で動きが鈍る黄金の蝶の辺りはレーザー光線を連想させるが、鏡面でもない壁じゃ反射しないし、人体を撃ち抜くような高出力レーザー使ったら焦げ跡つくよな。そもそも、傷口は灼かれて血が出ないし。ダメか。

 ベアトリーチェの責めを戦人はどちらかが屈服するまで続く永遠の拷問だと評すが、お互いの間に信頼関係のないSMはただの虐待。愛があるからこそ、SMはプレイとして成り立つ。それを理解できず、拷問だと思っている内はダメだぜ!全然ダメだ!!ということか?

 愛を知るラムダデルタ卿にとっては遊びにしか見えず、お子さまのベルンカステル卿にとっては全く理解できないことも道理?

 密室で起こったことは誰にも分からない。誰かが中を確認した時点で結果だけが提示される。その結果に至る道筋は無限にあり、結果と矛盾しない限り否定することは出来ない。その無限の可能性こそが、無限の魔女ベアトリーチェであり、一人を百殺す力…とは、散々既出なわけだが、それなら、選択肢を投げかけるとか、赤字とかは自らその力に制限をかける行為なわけで…大サービス?

 選択の余地のない選択肢の場合は、自分に都合の良い方向に誘導したい意図があるんだろうけど。

 実際に起こった事実と異なっていても、それを全員が信じてしまえば真実となる。それこそが魔法の成就。鰯の頭も信心から。実際には何の効果もなかったとしても、譲治と紗音が結ばれたという結果から、そのブローチは恋愛成就の魔法のブローチとなる。

 全員が死亡し、事実を知るものがいなくなるからこそ全ては幻想に飲み込まれ、黄金郷へと至る。たとえ、事実を言い当てる者がいたとしても、それを証明できない以上は無限の可能性の一つでしかなく、それを全ての者が納得したとしても、それは結局のところ魔法の成就でありベアトリーチェの掌の内を出ない。そして、その悪魔の証明を成し遂げられるのはベアトリーチェのみ。戦人の目指す、全ては魔法ではなく人の仕業という結論さえ無限の可能性の中に内包されてしまっていることに?

閑話休題。

 碑文には「鍵の選びし6人を生け贄に捧げよ」とは書いてあるけど殺せとは書いてない。この6人を生け贄に捧げる方法が、えぐりて殺せなのかとも思ったが、頭胸腹膝足…一人残るなぁ。残った一人が魔女になるのか?

 碑文関連がまるで解けてないな。逆にこれが解ければ一気に真相に迫れそうなんだが。

 さて、Ep3でどこまで無限の可能性を狭めることが出来るのやら。霧絵が第一の晩を生き残るかどうかで考察の方向性が随分違ってきそう。

|

« 07月27日のココロ日記(BlogPet) | トップページ | 絶対可憐チルドレン 第十七話 »

ゲーム 」カテゴリの記事

ゲーム うみねこのなく頃に」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/34704/41979716

この記事へのトラックバック一覧です: うみねこのなく頃に 考察 Ep3の前に:

« 07月27日のココロ日記(BlogPet) | トップページ | 絶対可憐チルドレン 第十七話 »