ドルアーガの塔 ~the Aegis of URUK~ 第十一話
力を持ちすぎた登頂者の退路を断ち、一気に殲滅する。それが塔に仕掛けられた最後の罠。ドルアーガはそのためのシステムの一部に過ぎないと語るニーバ。それに呼応するようについにドルアーガがその姿を現す。
魔法障壁に守られ、あらゆる攻撃を無効化し、怪音波と波動砲で攻撃してくるドルアーガ。それに対するニーバの切り札は虚無の矢。それはドルアーガの魔法障壁を消滅させ、もう一発撃ち込めば倒せるかに思われた。しかし、そこにパズズが横槍を。
13本しか作られなかった虚無の矢の内の3本。「しか手に入らなかった」じゃなくて「も手に入れた」だと思うが、実戦に置いてはたしかに3本じゃ心許ないか。1本は障壁消滅に使い、1本はパズズの邪魔で腕一本を奪うに留まる。そして最後の1本は…爆発はしてないから回収すればまだ使える?これが最後の切り札になるか?
ドルアーガを倒すのはオレだと語るパズズ。ニーバが倒した後にかっさらうという手段を執らないということはブルークリスタルロッドの所有権はドルアーガを倒した者がその瞬間に得られる?
ファティナとウトゥを助けに向かおうとしたジル。しかし、それをカーヤが制止。「私を塔の天辺に連れて行ってくれると約束した」とのカーヤの言葉に対するジルの返答は「ゴメン…」。ジルとカーヤは完全に決裂?
カーヤの目的はドルアーガを倒したその先だから、ぶっちゃけ、ドルアーガを誰かが倒してくれればそれで良かった?むしろ、ここでジルが死んでしまう方が都合が悪いのかも。
ジルにつきあうというアーメイ、それについていくクーパ。渋々従うメルト…こうなってしまえばカーヤも不本意でも参加せざるを得ず。
魔法障壁を失ったドルアーガに攻撃は当たっている。ダメージは与えているはず。しかし、倒れるどころかひるむ気配もない。意を決したアーメイがついに虚無の矢で傷ついたドルアーガの後頭部に槍を突き立てるが、その刹那、ドルアーガの一撃がアーメイの体を貫いて…
即死は免れたものの、カーヤの治療魔法ももはや遺言のための時間稼ぎ程度にしかならず、アーメイは最期まで皆の心配をして散る。でも、最後の最期にたとえ幻でも恋人に再会できて、プロポーズの返事をすることに出来たのだから本懐は達成出来たんだろうな。
自分のせいでアーメイが死んでしまったのだと悔やむジル。自分の英雄ごっこが仲間を殺すとのニーバの言葉が真実だったと思い知り、もはや立ち上がる気力もなく。
そんなジルにカイは問いかける。あなたは何がしたいのか?そしてジルが出した結論は…
ボクは盾になりたい。みんなを守る、ただ一枚の頑丈な盾に―
最上階は階段が狭いためにドルアーガが入ってこれない安全地帯っぽい。しかし、かといってずっとここに留まっているわけにも行かず。ドルアーガの魔法障壁は復活しているが、それはかつての塔の最上階で入手した石版で1度だけ消せるらしいが、ドルアーガに決定打を与える術がない…アーメイの槍が刺さったままなら、それを発動させることが出来ればどうにか?
生きていたニーバの矢で心臓と眉間を貫かれ、ドルアーガの波動砲で灼かれたら、パズズ、いくら何でも死んでるよね?
結局不明のままになったパズズの棺の中身は、詠唱の内容からするに改造した魔物?ブルーナイトとかブラックナイトとか入ってたのか?
次回、最終回。ドルアーガを倒して、その後に待ち受けるのは3つの裏切り。果たしてジルは精神的にも肉体的にも無事に塔から帰ってこれるのか?
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