RD 潜脳調査室 第九話
ウィルスによりシステムクラッキングの危機に見舞われた人工島。ミナモとソウタの父である護の英断でシステムを緊急シャットダウンしたことで被害は最小限に抑えられたが、島の英雄に与えられたのは、島の評価を落とさないために、全ては彼の人為的ミスと言うことにして全責任を押しつけるという非情な仕打ちだった。
身を粉にして尽くしてきた電理研に裏切られ、放心状態の護。ソウタが心を込めて握ったおむすびもその目には入らず…
しかし、そんな折り、 久島が波留を連れて来訪。護がシャットダウンを敢行したその時間、久島も波留にメタルダイブを行ってもらっていたのだという。
自分が単純に切り捨てられたのではないことを知り、課長ではなくなった物の、今まで通り慕ってくれる仲間達も、支えてくれる家族も自分には残っている。自分はまだ終わってなどいないことに気づき涙を流す護。電脳化が進んでも人情は残ってるんだなぁ(T-T)
ところで、何で書記長はソウタに?お詫びなら父にしてあげるのが筋って物じゃないのか?ソウタも何懐柔されてるんだよ(--;
クラッキングは表層ではなく深層から。波留の話では珊瑚礁を食い荒らすオニヒトデ。そして、それは情報を奪うとメタルの深層に潜っていったと言う。
敵は外部ではなくメタルの奥深くに潜んでいる。リアルの深海が未知の領域であるようにメタルの深層も未知の領域と化しているということか?
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