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2008/04/02

逆境無頼カイジ 第二十六話

 引こうと思えば一回目で引くことも出来た。そう豪語する会長。もはや、カイジに出来るのは神に祈ることだけ。しかし、そんな祈りも虚しく会長は当たりくじを引いてしまう。

 潔く負けを認め、2千万と指四本を失ったカイジ。代わりに得た物は会長の名「兵藤」と彼の引いた当たりくじ。しかし―

 箱の中から丸められた当たりくじが発見されたことでカイジは全てを理解する。会長はカイジのイカサマを看破した上でそれを握りつぶしていた。そして、カイジに渡された当たりくじには折り目が。会長は運などではなく万全を尽くして勝利していたのだと。

 だが、カイジに勝ち目がなかったわけではない。会長には隙があった。一回で引けたのに引かなかった。仕込んだ当たりくじがなかったときにパニックを起こさず冷静になっていれば、この折り目に気づけたかも知れない。勝つことは出来たのだ。それに辿り着けなかった自分の甘さこそをカイジは悔いる。

 カイジと会長が再びまみえる日は来るのか?そしてその時こそカイジは会長を打ち破ることが出来るのか?会長打倒を誓うカイジにこれから先、何が待ち受けているのか?カイジの戦いは続く。

・総評
 原作既読でどちらが勝つかは予め知ってはいたから勝つか負けるかというハラハラ感は味わえなかったけど、それでも尚、緊迫感は存分に楽しめた。
 仲間は決して裏切らず、仲間のためにこそその真価を発揮するカイジ。しかし、私利私欲が入ってしまうと途端に詰めが甘くなる。そう言う自分の特性をカイジ自身は多分理解してないよな。それに気付けば引き際も心得られるだろうに。
 続編決定と言うことで、期待しています。スタッフの皆様、お疲れさまでした。

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コメント

>仲間は決して裏切らず、仲間のためにこそその真価を発揮するカイジ。
>しかし、私利私欲が入ってしまうと途端に詰めが甘くなる
傾向を見るに、ふっかけられた勝負に対しては跳ね返し、逆に自分から攻めて行った勝負については、負けを食らう。そんな感じがしました。
会長との勝負に負けたのも、過信があったからなんでしょうね。

>それでも尚、緊迫感は存分に楽しめた。
一話一話の濃密さといったら、もうたまりません。
つーか毎回いい味出してました。波とか雷光とか。

投稿: 空理空論 | 2008/04/02 22:57

>空理空論さん

>会長との勝負に負けたのも、過信があったからなんでしょうね。
 カイジとしては万全を期してはいたんですけどね。それでも会長相手では詰めが甘かったと。

>一話一話の濃密さといったら、もうたまりません。
 一挙手一投足にたっぷりと時間をかけて溜めますからねぇ。まさしく息詰まる死闘でした。

投稿: 藤ゆたか | 2008/04/02 23:56

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