キミキス 第二十四話
姿を消した二見さんを捜し回る一輝。その間に明日夏が先に二見さんと遭遇。既に吹っ切れていた明日夏は何のわだかまりもなく二見さんと話をし、その心を解きほぐす。
人の心は移ろう物だ。それを証明するために実験をしていたという二見さん。しかし、一輝はいつも自分を見つけてくれた。だから実験は失敗。私はただ逃げていただけだった。そう語る二見さんに、一輝は怖かったら逃げても良いんだ、でも、必ず見つけてみせると二見さんの全てを肯定。ようやく二見さんは一輝を好きになっても良いんだと理解する。
一方、光一の方は…光一の心は既に摩央姉にあるのは分かり切っていたし、結美を解放する意味でも光一の方から本心をぶちまけて別れを切り出すしか選択肢は無かったのも分かるんだが、それでも尚、結美が不憫すぎる(T-T)
同じ境遇だった甲斐は今やそれを乗り越えて、一回りも二回りも大きく成長したけど、結美には何のフォローもなく放置なの?せめて転校先で頑張っているエピローグでもあれば…
そんなこんなで光一と摩央姉がくっついても素直に喜べない。まぁ、似たもの同士だけどな…
で、一番の勝ち組は柊と言うことで宜しいか?(笑)
・総評
前半の初々しくもこっぱずかしい展開からまさか、こんな泥沼が展開されようとは予想だにしなかった。甲斐、明日夏は振られたとは言えそれを糧に大きく成長できたからまだ良かったけど結美に救いが見いだせないのがなんとも…転校先では楽しく幸せに暮らして欲しいとしか無難なことしか言えないのがもどかしい限り。
みんなして譲り合っていい人過ぎるんだよなぁ…明日夏が多少暗い感情を見せたけど、その後思いっきり後悔してるし。逆に皆の性格がもっとダーク寄りだったら普通に刃傷沙汰になりかねなかったよな。これ。その点、いい人だから救われたわけか。
とりあえず、一輝サイドは大団円だけど、光一サイドはホントにこれで良いのか?という思いが残る結果に。
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