狼と香辛料 第十三話
縄を焚き火で焼き切って森に戻ったロレンス。なんとかホロと合流し、レメリオ商会の裏切りを告げる。穏便にことを済ますため、若造に頭を下げたらしいホロは、屈辱の結果がこれなのかと憤慨。そのホロにロレンスはノーラを助けて欲しいと願うが…
狼の姿ならレメリオ商会の雇った傭兵団なぞ物の数ではない。しかし、ノーラは羊飼い。狼の姿で対峙した時、何が起こるのかは自明の理。わっちは刃向かう物には容赦はせん。その言葉通り、傭兵団を壊滅させ、向かってきたエネクを跳ね飛ばし、そしてノーラをその牙に―
てっきりノーラを死んだと見せかけて、命を狙われる心配のないようにしてから、レメリオ商会の目の届かないところへ逃がす物かと。
ノーラが飛び出そうとしたエネクを止めたため、ホロはノーラを飛び越えてリーベルトを捕獲。金を奪うが、その量を見たロレンスは顔をしかめる。
密輸なぞせずとも、ここで金を山分けして旅を続けようというホロ。しかし、ロレンスはレメリオ商会もこれがなければ破滅。裏切られたとは言え、人の血にまみれた金でパンを買いたくないし、裏切る気だったとは言え出資してくれなければこの金さえ手に入らなかったのだからと義理を通すことを選ぶ。
…というのはノーラの手前での建前で。実のところ、予定では600の買い付けのはずだった金は、ロレンスの見立てでは袋の中に100程しか入ってなく、これでは山分けしても借金返済したら手元にはほとんど残らない。結局、密輸しないとロレンスは商売を続ける資金が手に入らないとか。
100の金を密輸すれば1000の価値になる。そして、その内の500をロレンスはレメリオに要求。渋るレメリオの目の前でリーベルトに聞き出した隠し金庫を開けて脅し、10年の分割払いと譲歩した上で、契約自体はロレンス個人ではなく商館名義とし、取りっぱぐれを防止。
ノーラに突進したときにロレンスがどちらの名前を呼んだのか?と訪ねるホロ。それにロレンスはホロだと答えたまでは良かったが、その理由は「ホロ」の方が「ノーラ」より若干短いからとか言い出して。照れ隠しなんだかマジで言ってんのか判断に苦しむな(--;
門の外にノーラの姿を見つけたホロは、今ここでわっちの名前を呼べとせがむが、マントの下の尻尾が盛大に振られているのに気付いたロレンスは、丁度時計塔が鐘を鳴り響かせるのに合わせて名前を呼んで。当然、聞こえるわけもなく。でも、口の動きからするとノーラって言ってるような…ノーラに手を振って迎え、鐘が鳴り終わった後に、改めてホロと呼ぶという技を。ホロの扱いが随分うまくなったよなぁ…
ノーラと別れ、ロレンスとホロは再び北への旅へ。
・総評
ロレンスのホロの旅はこれからだ!とか書くと打ち切りっぽいけど、続編が見てみたい作品。1クールじゃ短いよ。と思いつつ、1クールだったから間延びせずテンポ良くここまでこれた気もするし、まあ、これで良かったのかな。
とりあえず、一糸まとわぬホロを堪能->ホロに翻弄されるロレンスのヘタレ具合を堪能->ロレンスとホロの掛け合いを堪能->嫉妬するホロを堪能->調子に乗って大失敗したロレンスと落ち込むホロにハラハラ->ロレンスとホロの夫婦漫才を堪能、とたっぷり堪能させてもらいましたよ。
スタッフの皆様、お疲れさまでした♪
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