狼と香辛料 第十話
ノーラの件でいまだにへそを曲げているホロとそれをなだめすかすロレンス。でも、実際はホロがロレンスをからかっているだけで端から見ればバカップル全開とか(--;
信用買いで、払った金額の倍の量を買い付けた武具を売り払えば、利益は倍だと目論んでいたロレンス。しかし、実際それを商会に持ち込んでみれば、武具は価格の暴落で二束三文のゴミと化し、相手の商会は別の商会に身売り、その上、信用買い分はそのまま債権としてロレンスが支払わなければならない羽目に。
騙されて不良在庫を押しつけられたどころか借金まで背負い、このままではロレンスの破産は確定。返済のために生死の保証のない強制労働…それを回避するには期限である2日以内に借金分を返済するしかない。金策に奔走するロレンスだったが…
皆、武具の暴落で痛手を被っており、人に金を貸すどころではなく、ロレンスの嘆願はことごとく失敗。のみならず、最後の頼りの相手に、女連れで借金の申し出とは誠意の欠片もないと門前払いを喰らわされて。今回ばかりはホロをパートナーとして連れ歩いたことが裏目に出たのだと気づき、ロレンスは呆然自失。
お前さえ(いなければ)、とホロを突き飛ばしてしまったロレンス。無意識のこととは言え、だからこそ、それは思わず漏れた本音で…今唯一手元に残っていたお互いの信頼関係まで失ってしまったロレンスとホロ。もはや打つ手無しなのか?
やっぱり信用取引はハイリスク・ハイリターン。儲けも損失も大きすぎる。身の程を越えた信用買いはすべきじゃないよな。
とはいえ、武具はそれまでは鉄板だったわけで暴落はまさに予測不能という点では責められないか。でも、あの取引の時点で相手は二束三文だと知っていて押しつけた以上、ロレンスの情報収集不足はあるし、そもそも、武具を指定したのはロレンスだし…総合的に考えるとロレンスの失態か(--;
商売上の失態はまだ取り返しが付くが、ホロとの信頼関係にひびが入ってしまったのは致命的だよなぁ。むしろ、ホロにとってはそっちの方が膨大なダメージ。もう、泣きっ面に蜂どころの騒ぎじゃないよな、これ(--;;;;
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