CLANNAD -クラナド- 第二十話
ガラクタを集めて新しい住人の体を作った。でも、その体に魂が宿ることはなかった…少女が僕に謝る。結局、僕は少女を悲しませただけだった。
渚の語るタイトルの思い出せない話。それは終わった世界の少女の物語…朋也にもその物語に聞き覚えがあったが、やはり思い出すことは出来なかった。
終わった世界の少女と僕は、渚と朋也の前世とかなの?それとも、ことみの両親の発見した「剥がれ落ちた世界」における二人の一部分?逆に二人の影が渚と朋也?ともかく何かしらの関係はあるんだろうな。
風子フラグを全力でぶち折った!?風子、それはスリラーなのか?
その話の原典を探す朋也と渚。方々手を尽くすが手がかりすら掴めず、その代わりに朋也が知ったのは古河夫妻が隠し続ける過去。
アキオと早苗はそれぞれ自分の理想の仕事についていた。だから二人ともその仕事に生き甲斐を感じ、そしてそれ故に多忙だった。一人娘の渚と一緒にいる時間もほとんど無いほどに。しかし、ある雪の日、渚が風邪を引き、それが治りかけた頃。
熱も下がって寝ている渚に安心してほんの二時間、仕事を片づけるために外出した隙に両親がいないことに気付いた渚は、病床を抜け出し、玄関先でずっと帰りを待っていて、そのまま倒れ、生死の境を彷徨ったのだという。
二人は娘をほったらかしにしていたことを悔い、仕事を辞めてパン屋を始めた。いつでも渚と一緒にいられるように…
渚が朧気に感じている両親への罪悪感の正体。自分が両親の夢を諦めさせてしまった。それを知られる訳にはいかないと言うアキオ。
アキオにしてみれば、自分たちが親の義務を果たさずに渚を殺しかけたことの方がよっぽど罪悪感を感じているのに、それに対して逆に罪悪感を感じられたりしたらそれこそたまったものじゃないよな。
次の日、ピクニックに行くという古河一家に気を利かせて置き手紙を残して陽平の部屋に転がり込んだ朋也。しかし、陽平にお前が一緒にいなきゃダメなんだと説教される羽目に。陽平がまともな正論を展開するなんて…
結局、一家揃って朋也を探し回っていた古河家は、ピクニックに行くには時間が足りなくなり、近所の公園で子供を集めて草野球大会に。朋也も責任を取って参加。
もう、古河家にとっては朋也はそこにいて当たり前の存在になっているよう。
そして、学園祭の劇は、渚が覚えている範囲での終わった世界の少女の話になるよう。二つの世界はリンクしていくことになるのか?
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