ARIA The ORIGINATION 第十二話
アリスがいなくなってしまってちょっと寂しいけど二人きりの合同練習はまるで出会った頃のよう。お互い頑張ってプリマを目指そう、と張り切る灯里。しかし、藍華の表情は暗い。
まさか、試験に落ちたんじゃ?とも思ったけど、いらぬ心配で無事合格してローゼンクイーンは誕生していた。そればかりか支店長も任される大出世。でも、それ故に忙しくなって余り会えなくなるらしい。
自分の昇格を喜ぶより灯里を一人にしてしまう負い目の方が先に立つ辺り藍華の性格が出ているよなぁ。ホントに良い娘だな、藍華は。OPの試験風景もとても良かった。特に感極まって涙する二人にその絆の深さが良く表れていて。
それを早速アリシアに伝える灯里。親友のプリマ昇格と大抜擢を心の底から喜んでいるのは本当。でも、寂しさも隠しきれなくて。そんな灯里にアリシアは明日、プリマ昇格試験をすると切り出す。
藍華が姫屋の跡取りなら、灯里だって一子相伝(というわけでもないんだろうけど)のアリアカンパニーの次期エースなわけで。スペアがいない分、灯里の方がよっぽど責任重大ではないかと…アリシアがなかなかプリマ昇格試験を言い出さなかったのはその重圧を考慮してというのもあるのかな?
眠れずに夜に練習に出た灯里。そこへ巾着を落としたというアカツキが落ちる落ちた落としたと連呼しまくり。ウッディーまで一緒になって…久々に出てきたと思ったら何をしてくれるんだお前ら。
翌日はあいにくの雨。延期しようとのアリシアの提案に、灯里はせっかくアリシアさんの決めてくれた特別な日なのだからと、午後まで待って晴れたら決行して欲しいと答える。その熱意が実り午後には日差しが。
寝不足も午前中の居眠りで解消し、満を持しての試験開始。
灯里らしさを存分に発揮した観光案内の後、おそらく最終試験なのだろう普段は進入禁止の狭い水路を抜け、灯里自身が選んだ最終目的地はアリアカンパニー。
グランマのようなアリシアさんのようなアリアカンパニーそのもののようなプリマになりたいと語る灯里を、アリシアは貴女に会えて良かった。貴女のおかげで私の世界は変わった。貴女はこのアクアを優しく包み込むこの青い空と海のようと賛美し、その想いを込めた通り名・アクアマリンを最早不要になった手袋の代わりに贈る。
ついにプリマに昇格した灯里。その灯里にアリシアが語る大事なこととは?なんとなく噂では伝え聞いているけど…
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