シゴフミ 第八話
フミカが自身の過去を語るネタバレ回。でも、アバンでいきなりネタバレするのはどうなんだろう?
フミカを撃っておいて、痛いだろう?こんな物を人に向けちゃダメだぞ、とか言い出すキラメキ。本人は教育のつもりらしい。確信犯を通り越して、悪意無しの純粋な善意らしいから手の施しようもないし。
人の痛みを知らない奴らにはこのくらいの凶育は必要かも知れないとか一瞬思ったり。キラメキ自身に人は撃たれたらこんなに痛いのだと思い知らせてやりたい。
でも、要がキラメキを殴ったところではむしろ笑った。原因お前だろ!?
ついでに、お前の娘だろ!とか、その人は美川キラメキ先生なのよ?とか揃いも揃って論点ずれてるよ?
夏香の順応力のあまりもの早さに驚愕した!何も考えてないと言うか、実際そうなんだから否定するだけ時間の無駄という考えなのか。まあ、こういう奴がいないと話が進行しないし。要しかいなかったらカナカとの押し問答で一話使っちゃいそうだしな(--;
配達人は死人だから時間が止まっている。これ以上成長しないし、死にもしない。チアキの言葉通り、時間を巻き戻すようにフミカに撃ち込まれた弾は排出され、傷口は無くなっていく。遅れて服やマントも修復。でも、痛みまではすぐには無くならないよう。不死身だけど痛いというのは人間の心を失わないためか?
チアキが煙管ふかしてる。その堂の入りッぷりは…結構キャリアこなしてるのか?
時間が止まっているけど、体が生きているから成長はする。理屈は分かるけどイマイチ素直に納得できないものが…まあ、この辺は個人的な感性なのでダメとかそう言うことは言わないけど。
文歌を溺愛していたキラメキ。文歌もそんな父が大好きだった。しかし、キラメキは芸術の時間と称して、文歌の体にガラスペンで小説の下書きを書き連ねるという虐待を繰り返していた。だが、それ以上に文歌の心を蝕んでいたのは、父が母の裏切りを思い出してぶつけてくる、お前なんか嫌いだ!の連呼。キラメキは元妻への憎悪を文歌に投影しているのだが、文歌にとっては大好きな父に拒絶されているとしか感じられないわけで。どんなに乱暴されても、我慢しているしかない。これ以上、大好きな父に嫌われないように、優しい父に早く戻ってくれることを祈りながら…
ガラスペンを刺しているような描写もあるけど、跡が残るどころか入れ墨になっちゃうしなぁ…正気に戻った後、きちんと手当をしてたのか、それとも美しい肌を傷つけないギリギリの筆圧で思いとどまるくらいの理性(いや、理性と言うには語弊があるか?)があったのか…
キラメキの妻であり、文歌の母だった女優。その女優の名前「綺麗」がキラメキのトラウマスイッチらしい。キラメキの変態ぷりに嫌気が差して逃げたのかと思ってたけど、文歌が生まれると同時に出ていったというタイミングから考えて、育児放棄か?となるとキラメキも被害者な訳で。裏切り者、汚い、消えてなくなれと言いたくなる気持ちも分からないでもないけど、それを娘にストレートにぶつけるなよ。
優しい父と虐待する父。そのギャップに耐えかねた文歌は、いつしか人格を分裂させることに。耐え続けるフミちゃんとそれを慰める幸せなミカちゃんに。
編集部はキラメキの虐待に気付いていながら、本が売れればそれでいい、ともみ消していたらしい。最悪だ、こいつら。何か痛い目を見せてやりたい物だが…
幼稚園、小学校と、通わせてもらえなかった文歌。でも、中学校はどういう経緯か通わせてもらえることになったらしい。今まで父以外の人間にあったことの無かった文歌は、いきなり大勢の人間の中にいることには順応できず保健室登校だったが、それでも少しずつ慣れ始めていた。そんな矢先…
成長する文歌に妻の面影を見たキラメキは、文歌から妻を追い出してやると逆上して…これは一体何をやっているんだ?経緯から考えると性的虐待とは考えづらいけど、キラメキ理論は常軌を逸してるからなぁ…逆に浄化してやるとかそっちの思考に行ってるかも?
無難に考えて、文歌の体に綺麗の存在を否定し追い払う、呪詛めいた文章を書き殴っていた?
フミちゃんが死んじゃう、と思ったミカはキラメキを銃で撃つが、フミちゃんはそれを自分がやったと思い、それ以来心を閉ざし、ミカの呼びかけにも一切応えなくなってしまったらしい。良かれと思ってやったのに逆にフミちゃんを追いつめてしまった。自分はフミちゃんに全てを押しつけて逃げた卑怯者だと韜晦するフミカ。閉じこめた部屋から脱出してきたキラメキを追いつめ、今度こそ殺そうとするが…
それを止めたのは夏香の姉。凄まじい正論で反論の余地無し。この編集者の下でならキラメキも多少はマシになるか?
頑張ってみたけど、文歌の体でなきゃダメなんだというキラメキのリハビリに、まず、自分の体を提供とか?凹凸がありすぎて書きづらいです(台無しだ!!)
まあ、ともかく原稿用紙に普通に書けるようにはしないとな。清書は原稿用紙だったんだし、書けないことはないだろ?あ、アイデアが出ないのか。インスピレーションは大事だよな(--;
そういや、キラメキはどうして文歌を入院させているんだ?むしろ眠ったままの方が字を書くには都合がいいような…撃たれたことを忘却したいから、それを思い出させる眠ったままの文歌を遠ざけ、そのまま都合のいい記憶を捏造して文歌はお出かけ中とか思いこんでいるのか?時間感覚あまりなさそうだし。
文歌はフミちゃんが心を開けば目覚めるのか?ミカの方には体の制御権はないみたいだし。それと文歌が目覚めたらフミカはどうなるんだろう?文歌の体はフミちゃんに任せてミカはフミカとして配達人を続けるのか、それとも二重人格に戻るのか?人格統合して文歌に戻るのが一番良いんだとは思うけど。
で、次回はチアキの話なの?
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コメント
>フミカが自身の過去を語るネタバレ回
双子ではなくて二重人格の片割れであった、という事を除けば個人的に予想としていた通りの過去でした。
(ミカがキラメキを撃った、とかその時のショックでフミが意識を閉ざした、とか)
って、それも小さなことですけどね。色んなものが繋がっているなぁと思えて。
>文歌の体にガラスペンで小説の下書きを書き連ねるという虐待を繰り返していた
OPムービーの体に文字が大量に浮かぶ一枚があったのはそういう事だったのかと、
あと、第2話くらいで、一瞬そんな描写があったのですが、ここに繋がったのかなぁと。
(何かの能力で使ってたような……あれ以降使われてない気もしますが<苦笑)
>最悪だ、こいつら。何か痛い目を見せてやりたい物だが…
もみ消せるものなんだ、ってのにもびっくりですが、
結局売れるため(ひいては金のため)ならなんとでもしようとするのが最悪ですよね。
春乃絡みで何か制裁がいってほしいけど……。
> 無難に考えて、文歌の体に綺麗の存在を否定し追い払う、呪詛めいた文章を書き殴っていた?
ミカが“死んじゃう”とまで思ったところから察するに、
無難に考えなければ、ペンで突き刺すどころかえぐるくらいに内部からほじくり返してたんじゃないかと。
インクの染みではなく、血、を表現している……ように思えました。
力加減のなくなった呪詛の文章殴り書きでも十分死に至りそうですけどね。
>凹凸がありすぎて書きづらいです(台無しだ!!)
これはかなり台無しです!!(笑)
っていうか、やっぱツルペタじゃないとダメなんですか、キラメキ先生!!
そんなこんなでひと段落。……って、要するにここまでがフミカ編ってくくりの話なのかしら。
なんて思ったりしたけど、まさかねぇ……。
投稿: 空理空論 | 2008/03/16 00:23
>空理空論さん
>色んなものが繋がっているなぁ
この辺の構成はホントにうまいですよね。
>第2話くらいで、一瞬そんな描写が
あの時点ではシゴフミはああやって出来るのだ、と思ってました。まさか、こう繋がるとは。
>もみ消せるものなんだ、ってのにもびっくり
一介の出版社が出来る所行じゃないような…賄賂を出しても尚、キラメキの本による収益はそれを上回ると。そう考えると天才ではあるんですよね…
>インクの染みではなく、血、を表現している
この回にも自主規制が入っていたようで。それがインク=血だったのか、虐待風景だったのかは分かりませんが。
>ペンで突き刺すどころかえぐるくらいに
えぐるまで行くとガラスペンの方が折れそう…そんな惨状は想像したくないです(--;
>やっぱツルペタじゃないとダメなんですか
とりあえず、春乃は安泰です(笑)
投稿: 藤ゆたか | 2008/03/16 20:15