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2008/01/23

逆境無頼カイジ 第十六話

 カイジに提示された「救済策」Eカード。皇帝1枚と市民4枚に皇帝側、奴隷1枚と市民4枚の奴隷側を交互に受け持ち1枚ずつ出し合って、皇帝側は皇帝で市民を倒すか市民で奴隷を倒せば勝利。奴隷側は奴隷で皇帝を倒せば勝利というゲーム。

 手持ち資金のないカイジは耳に装置をつけ、その装置から鼓膜に向かって伸びてくる針の進行度合いを1mm単位で賭けることに。1mmに付き10万円。奴隷側で勝てば50万円。鼓膜までは3cm。勝負は12戦。2mmずつ賭けても鼓膜には届かない。

 しかし、カイジはそれでは死んでいった皆の無念を晴らせないと1cmを賭け、初戦、2戦目と勝利し、200万円を手にする。にも関わらず、対戦相手の利根川は不敵に嗤う。カイジの心の波動がようやく届いてきたと。果たしてカイジは2000万を勝ち、利根川に土下座させることが出来るのか?

 持たざる者・奴隷のみが富める者・皇帝を倒せるというEカード。それはそのままカイジと利根川の立場を現しているように思えるが、利根川は現実にはこんな事は起こらないと語り、更にカイジのことを狼のフリをした羊だと挑発。
 心理戦という面では確実に利根川に分がある上に、カイジは負け=鼓膜損傷というプレッシャーが。始めっから対等な条件ではない訳で。救済策とは名ばかりで嬲っているだけにしか思えず。1cmずつ賭けてもカイジは皇帝側で10勝、もしくは奴隷側で4勝せねばならず、どちらにしろ2回しか負けられない。むしろ、2回しか負けられないのが辛くないか?

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コメント

原作ではこの近辺から立ち読みし始めてる私です(笑)
実際このEカードの話が個人的には好きなのですが、改めてみると鉄骨渡りといい、とことん人を馬鹿にしたギャンブルだよなぁと。(つかいくらなんでも一方的過ぎ。これなら限定じゃんけんの方がまだマシだな)
で、大金を手にするためには身体を犠牲にするリスクを背負う必要性があるこのゲーム。仰るとおり既に対等でもなければ慈悲ですらない。奴隷で2回しか負けられないってのもあれど、更に言うと皇帝側では一敗すらも命取りに。なんつー辛いゲームだ。
※そもそも、大金を得るために挑んでるってーのに

投稿: 空理空論 | 2008/01/24 21:51

>空理空論さん

 大金を手にするにはそれ相応のリスクが伴うとか、それだけなら正論なんですけど、この状況では全くの詭弁なんですよね。

 皇帝側では勝って当然。二勝したぐらいじゃ得られる金も大したことがない訳で。
 鼓膜賭けて100万じゃ割に合いません。

投稿: 藤ゆたか | 2008/01/25 00:07

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