ひぐらしのなく頃に解 第九話
圭一が考えついた打開策。それは児童相談所が沙都子の危機を理解していないなら、理解できるようにしてやろうというもの。得意のアジテーション能力を駆使した圭一はクラス全員と知恵先生、校長の動員に成功する。
しかし、児童相談所の返答は調査中の一点張り。沙都子が危機的状況にあるとは判断できないとの言葉に熱くなりかけた圭一だったが、レナの制止でなんとか踏みとどまる。
みんなが激論を交わす中、冷静にフォローに回るレナが甲斐甲斐しくて良いな。
状況が変わらず憤慨する圭一だったが、魅音にクラスのみんなが沙都子を助けようと一丸になっている事を示され、ダム戦争当時の結束のスローガンを聞いて、雛見沢の結束の高さを実感。しかし、それは同時に大人達の北条家と関わりたくないと言う感情をも強化していた。
圭一の頼みを拒否する亀田。わざとかしらんが随分と生理的嫌悪感を感じさせる表情だな…明日はデザふぇだと、沙都子よりもデザートを取ろうとした亀田に、圭一の指導が炸裂。エンジェルモート連合軍が結成されることに。
入江、鷹野、富竹も参戦を表明。言い出したのは鷹野らしい。どうやら山狗を動かせなかった事を気に病んでいた様子。これは良い鷹野。
順調に人数が集まり、上機嫌の圭一。しかし、大石の忠告がそれに水を差す。児童相談所が園崎本家に今回の件について関与があるか伺いを立てた。当然、頭首・お魎は否定。このまま続けると北条家を嫌う村の大人達を敵に回すかも知れない。
だが、圭一は例え世界中を敵に回しても沙都子を助け出すと宣言。むしろ決意を固めることに。
翌日、登校してきた沙都子。しかし、その目には生気が無く、聞いてもいないのに、熱が下がらなかったと繰り返す。痛々しい姿の沙都子に自分たちは救いの手を差し伸べている。でも、届かない。だから沙都子が手を伸ばして掴んで欲しいと語りかけるレナと圭一。しかし、そんな最中、沙都子に異変が。
嫌なことだと思いこんだらその誤解が解けなくなる、それが沙都子の病気。それを防ぐために沙都子は日に二本の注射が欠かせない。沙都子がそんな病気だったことにショックを受けると共に圭一はそんな状態の沙都子にこれ以上猶予が無いことを改めて実感。
沙都子が帰らなかったら悟史の部屋を灰にするという鉄平。どんだけ外道なんだよ。でも、家が火事になって困るのは鉄平も同じじゃないのか?ついでに放火の現行犯だろ!?
相変わらず、平行線の交渉。代表に選ばれた梨花は、その中、羽入と会話する内に沙都子を説得できるのは親友である自分だけだと思い至り、自分も舞台に上がらなければ奇跡は起きないのだと気付く。決意を固めた梨花は沙都子に虐待の事実を認めさせると宣言。
沙都子のために背水の陣で運命に挑むことを決意した梨花。長い間傍観者だった彼女の本当の戦いが今、始まる。
羽入との会話。端から見ると延々と独り言を呟いているように見えるわけで。実際、同席している人々は議論で聞いてなかったけど、後ろの席で不審そうに見ている所員がいたような(^^;
ところでエンジェルモートのウェイトレス達はなぜわざわざ制服で着てますか!?
以下、ネタバレ白字反転。
圭一がクラスでの演説でこれでもかと言うほど法に則った行動なのだと説明する部分が削除。、これと裏で児童相談所がどんな対応をしているのかの描写がないと、一方的に押し掛けている圭一達の方がごり押ししているようにも見えるな。逆に相談所のこれは一般的な対応だというフォローもないから、双方とも損しているような…
レナの活躍ほぼ全て削除。甲斐甲斐しくフォローに回る様も良いけど、煙に巻こうとする所員の言動の核心を的確に押さえつける頭脳の冴えが見られないのは残念。
Kの固有結界削除。まあ、まともにやったらピーだらけだけど、沙都子のツンデレ賞賛とミス雛見沢認定くらいは入れてくれても(^^;
大石の忠告。これも、オークション司会で綿流し祭会議参加を通じて警備担当の大石と親交を深めていくところがないから唐突だな。同じく、町会の幹部達と親交を深めている描写もないから、今後の展開も唐突になりそう(--;
発症した沙都子を診療所に連れて行けるほどの余裕はないような…外に出したらかえって悪化するんじゃ(--;
悟史の部屋を灰にするって無茶言うな。「部屋を片づけられる」から改変する理由がどこに?ここで鉄平の外道ぶりを更に強調する理由はないと思うんだが…
入江の見せ場カット。巫山戯ているように見えてもちゃんと沙都子のことを考えていると良くわかるところだけに残念。
梨花の沙都子への想いと決意、大幅削減。これは「彼女」のことが未だに明かされてないことの弊害か…でも、それならここで明かしても良かった気が。これ以降で明かすのに絶好のタイミングってどこ?
今回だけで3,4話作れそうな分量を圧縮している以上、ダイジェストになるのは仕方ないか…まだ中盤で、後半には削れないシーンのオンパレードだしな。
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コメント
一期含めて思うことですが、あまりにもカットしすぎで、ひぐらしの部分部分の本質ってのを非常につかみにくい(納得しにくい)話になってるなぁ、と思いました。
尺の都合はしょうがないことかもしれませんが、果たしてこれでアニメを完成させていいのか?と甚だ疑問でもあります。
特に皆殺しは、中盤が現実社会とかなり近い話であるがゆえに、キャラの心情についてはカットしすぎてほしくないなぁと思うのですが……。
そんな事ばっかりを思った今日この頃です(苦笑)
投稿: 空理空論 | 2007/09/11 01:43
>空理空論さん
>あまりにもカットしすぎ
原作知っていると脳内補完してしまってアニメ単体でテーマが伝わっているかどうか判断つきかねるので、それは未読の方の感想で判断するしかありませんけどね。
とりあえず。「奇策ってのはいかにも有効そうだが、派手に見えるだけ。ルールに則った正攻法は地味だが、何よりも強い(うろ覚え)」あたりの台詞が入るだけでも随分違うような。
投稿: 藤ゆたか | 2007/09/11 22:58