ひぐらしのなく頃に解 第十話
魅音に呼び出され、知恵先生と校長から陳情は明日でしばらく様子を見ないかと告げられた圭一。このままでは雛見沢分校が無くなってしまうかも知れない。しかし、圭一は引き下がらなかった。
ダム戦争は既に終わっている。なのに何故、未だに北条家は嫌われなければならないのか?
北条家を嫌っている人間は実はいないのかも知れない。という魅音。
村のみんなは北条家を恐れている。北条をかばったら自分も村八分にされるかも知れない。そして、それは鬼婆も同じ。求心力を失うのを恐れ、北条に関わるなとの号令は出せたが、許すとまでは言えなかったのだと言う詩音。魅音はそれを肯定。
本当は北条家を嫌う者なんていないのに、お互い相手はそうなのだと思っているから、北条家を嫌う振りをして身を守っている…北条家を嫌う「誰か」なんていないにも関わらず。
その居もしない「誰か」を「オヤシロ様の祟り」と呼んでいるという詩音に、梨花はオヤシロ様は沙都子を祟ったりしない。むしろ可愛いとすら思っている。そんなことでオヤシロ様の名前を使わないであげて欲しいと反論。それを聞いた圭一は、ようやくまず最初に戦わなければいけない敵を認識する。それは今、祭りの実行委員として集会場に集まっていた。
圭一VS村の重鎮達。それを部活メンバーが援護射撃。村の結束を示すスローガンを掲げ沙都子は村の一員だと主張する圭一の主張は反論の隙を与えず、ついに賛同者が現れ出す。それでも渋る公由だったが、梨花が詰めの一手を。
公由家頭首の喜一郎は既に水に流したつもり、古手家頭首の梨花は最初から仲良し。となれば残るは園崎家頭首・お魎のみ。
怒ったお魎さんは怖いという公由にレナは圭一君はその倍怖いと反論。それに更に圭一が、レナはその更に倍だと反撃。レナ、何を指折り数えて計算してるんだ?
圭一VSお魎。聞く耳を持たず怒鳴り散らすお魎と要所要所で冷静に正論を添える茜は難攻不落。
今更、引っ越してきたときに挨拶が無かったから印象が悪いって言われてもな…今この場でそんな情報は役に立たないわけで。魅音は相変わらずやることが裏目に出るよな(--;
この場でばあさんの頭を叩き割って魅音を新しい頭首にして首を縦に振らせるとまで言い出した圭一だったが、逆にお魎の迫力に気圧されることに。
お魎と茜の迫力に押される皆。そんな中、レナだけは微笑みを浮かべながら対処。
ケジメが大事だと言う茜に、沙都子に土下座させてケジメを取らせたら、村八分にしたケジメをとってくれるのか?と返す。その言葉にお魎がかんしゃくを起こし、会談はご破算になったかに思われたが…
おばあちゃんは全然怒っていなかったと言うレナ。その言葉通り、お魎は沙都子救出を容認。お魎が許すには、大立ち回りを演じた挙げ句、圭一の男気に惚れて特別に許した、くらいの逸話がないとダメなのだと茜は語る。
日を改めてお礼に来るという圭一に、茜はそんなことをしたら今度こそ日本刀で追い回されると語る。お魎、どこまでツンデレなんだよ!?
村のしがらみの中心で村の全てを支配していたかに見えたお魎。しかし、その実体はしがらみにもっとも強く縛られた自縄自縛状態。自分の言葉を撤回するにもそれ相応の理由をつけないとダメで、面と向かって自分の間違いを認めるわけにも、弱みを見せるわけにも行かないと面倒くさいことこの上ない。茜はその辺理解しているけど、魅音はまだまだ修行が足りず、かえって一緒におはぎを作ったりと親交のあるレナの方がお魎の内面を理解していたり。今回のMVPはレナだよな。
帰り道。圭一に初めから全てが決まって居るみたいに「運命」という言葉を使うな。運命は俺たちの手で変えられると諭され、梨花はそれを受け入れる。運命は容易に打ち破れる。そのことを何度も証明して見せた圭一の言葉だから。
最悪の目は圭一が転校してこないこと。圭一さえいれば。
翌日。約束通り町会は圭一の味方に付き、村一丸となって嘆願に。しかし、そこに大石が。恐れをなした所長が敷地からの退去を警察に要請したらしい。話すら聞かない気かと憤慨する圭一。しかし、ルールに則る以上、警察の指示には従うほか無く。
冷静に現状を把握し、長期戦を覚悟する魅音。だが、これ以上一刻の猶予も無いことは梨花は言うに及ばず、おぼろげながら以前の世界の記憶を持つ皆も分かっていた。
そこにお魎直々の最大級の支援が。県議と市議の園崎議員の来訪と市長からの電話で、ついに児童相談所は沙都子の保護に動く。
しかし、その頃、沙都子は悟史の部屋を守ろうとして、怒り狂った鉄平の暴力にさらされていた…
満身創痍の沙都子を見たときには階段から蹴落としたのかと。どちらにしろ鉄平許すまじ!(--#
今まで沙都子の惨状を知りながら見殺しにしてきた原因である村のしがらみ。しかし、今やそれは圭一達への大きな追い風となっている。もはや沙都子救出を阻む物は何もなく、あとは差し伸べられた手に沙都子が手を伸ばさない理由、「耐え続けていれば、にーにーが帰ってくる」という沙都子の思いこみを正すのみ。今正に虐待にさらされている沙都子に救いの手は間に合うのか?
ところで、鉄平。前回、部屋を灰にするとか言ってなかったか?通帳があるんならダメじゃん。やっぱり単なる脅しか。
あと、今回羽入が出てこないのは前回の最後で梨花に言われたことが堪えて、どこかで膝を抱えて落ち込んでいるとかなんだろうか?それとも、どうせ無駄だから見ていても辛くなるだけと思っているとか?
以下、ネタバレ、白字反転。
オヤシロ様は沙都子を祟ったりしない。この場面に羽入がいないのが残念。これも羽入の正体を未だに明らかにしていない弊害か(T-T)
圭一VS村の重鎮達。原作だと、ここまでで圭一は何度も集会に参加していて、その力量を町会のみんなにも認められているという前提があるんだけどな。まあ、言っていることは正論だし、アニメ版はみなさん、若者の意見を素直に聞く寛容な人々だったと言うことで。
青い炎・レナ、大活躍。理論展開にかけては並ぶ物無し。それだけに暴走しちゃうと罪滅し編みたいに手に負えなくなっちゃうんだけどな…
ツンデレお魎。茜による逸話の件は随分とわかりやすく言ってるな。お魎と日本刀で斬り合った末に、斬り伏せたお魎の胸ぐらを掴んで締め上げて認めさせたなんて噂を広められなくて良かったと言うべきか。
ちなみにホントに斬り合ったら、剣術の達人であるお魎に一刀のもとに斬り捨てられている可能性大(笑)
魅音と詩音、どっちでも好きな方を持っていきな!カット…はしょうがないか。
今回も割を食っている大石。彼なりに最大限の支援をしている描写がことごとくカット。次回思いっきりその辺の憂さを晴らしてもらいたいところ。
弁護士の園崎カット。圭一の行く末みたいで良かったんだけどな。
鉄平に虐待を受ける沙都子。原作だと、この時の沙都子はホントに熱出しててフラフラなんだよな。アニメでもフラフラしてたけど、熱のせいなのか疲労困憊なのか判断できず。どっちにしろ沙都子をボコボコにした鉄平の罪は許される物じゃないけどな。
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