« ハヤテのごとく! 第二十三話 | トップページ | 成恵の世界 少年エース2007/10月号 »

2007/09/02

ひぐらしのなく頃に解 第八話

 あまりにも順調だった今回の世界に希望を見いだしていた梨花。しかし、それは組の金に手をつけた間宮リナの死によって居場所を失った北条鉄平が沙都子を連れ去ったことにより儚く散ることに。

 例え、羽入が沙都子が連れ去られるところに居合わせたところで結局何も出来ないんだよな。梨花にしても沙都子が行くという以上、引き留めることは難しそうだし。
 出来るとすれば事前に鉄平が帰宅したことを知った上で、鉢合わせないように常に羽入に先行してもらって行動するくらい?

 鉄平の帰宅。それは即ち沙都子が壊れてしまうことを意味する。でも、今回梨花は運命を戦う力を得ていた。早速その力で沙都子救出を試みることに。

 しかし、赤坂は温泉に行ってしまい雛見沢はおろか興宮にすら滞在して居らず、鷹野も警察にマークされている鉄平に山狗を差し向ければ山狗の存在が露見してしまうとそれを拒否。自分が得たと思った力が全くの役立たずであったということを思い知り、梨花はご乱心。罵詈雑言の限りを入江と鷹野にぶつける。

 客観的に見ると梨花の言っている事って無茶苦茶なんだよな。赤坂に関しては予定を確認してなかったわけで約束をしたわけでもないし、山狗による鉄平暗殺って、仮に実行出来たとして、手段の違いはあれど祟殺し編の圭一とどこが違うというのかと。自分や仲間の手を汚させず、他人にやらせようとしている点ではかえってタチが悪いし。
 レナの頑張り物語に対する圭一の説得を聞いてなかったのか、都合良く曲解したのか…そういえばレナを理解出来る。許すから許して欲しいと肯定しかしてなかったような(--;

 でも、一番の被害者は入江だよな。一緒にお願いしてあげたのにとばっちり(T-T)

 希望を抱いていた分、そこから一気に絶望のどん底に叩き落とされてすっかり自暴自棄の梨花。またこういう世界が巡ってくるかも知れないという羽入の慰めにも、それまでに2週間だけの世界を何百回繰り返すのか?と返し、この世界もこれからの世界もどうでもいいと言い出す始末。梨花が世界への感心を失う。それは羽入にとってはもっとも恐れていた事態。

 もはや、白梨花を演じる気力すらなく黒梨花モード全開の梨花。もう、何をどうしても沙都子を救えないと結論付け、すっかり傍観者に。それは羽入推奨のスタンスではあるとは言え、梨花に笑っていて欲しい羽入にとっては全く不本意な状態で。

 いつも通り知恵の家庭訪問は失敗。それを受けて詩音はグギャリオン化。祟殺し編での圭一の役を詩音に変えて再現…かと思われたが、おぼろげな罪滅し編の記憶によって圭一を信じて全てを託すレナと、祟殺し編での最悪の記憶から学んだ圭一の体を張った説得により沈静化に成功。

 沙都子のために必死の詩音。目明し編で暴走ぶりを振り返るとどの口で?と言いそうになるけど、それもその末に沙都子の強さを思い知ったからこそ。
 詩音の「自分の敵は何人でも殺せる」って台詞は洒落になってない(^^;

 そっと、圭一の血をぬぐうレナがいいなぁ。

 校長先生、格好良いんだけどなぁ…結果が伴わないのが悲しい。

 覚えていないはずの記憶に学び成長し、惨劇を回避するこの世界の圭一達は未だに健在。だが、梨花は既に希望を持つことを止めていた。
 厄醒し編でもおそらくこの状態に陥っていたのだろうけど、あの時は一体何があったんだろう?

 沙都子が虐待を認めない限り、相談所は動かない。自分が耐えることがいなくなった悟史への罪滅しだと思っている沙都子がそれを認めるわけもなく。

 圭一の両親もおぼろげな記憶があるのか、その的確なアドバイスを受けた圭一が出した最善の方法。それはルールに則った正面突破。みんなで児童相談所に直談判に向かう。

 しかし、係員の対応はのれんに腕押しの状態で、のらりくらりと受け流すばかり。ダム戦争時からの確執で北条家に手を貸せないため、園崎家の力は使えず、圭一は打つ手無しだとうなだれる。

 それを聞いた梨花は今まで押さえ込んでいた感情を吐露。運命は打ち破ることができるのだと教えてくれた圭一が打つ手なしだなんて、諦めるなんて信じない、諦めたくない、沙都子を救いたい、この運命から沙都子を助けて。自分すら騙していた黒梨花の仮面を捨て、涙ながらに訴える真梨花の言葉を受け、圭一は再び立ち上がる。

 圭一がもっとも得意とするその戦術とは一体何なのか?そして梨花の期待を一身に受けた圭一は彼女を照らす希望の光となれるのか?

以下、ネタバレ白字反転。

 出鼻に釘。園崎組に捕らえられて腸流しになぞらえて殺されてしまうリナ。でも、これには園崎本家は関わっていないっぽい。地下祭具殿を使って死体が出るわけがないし。
 園崎が関わって死体が出るわけがないという魅音の言からすれば園崎組の指示ですらなく、下部構成員が勝手に私刑にしたのかも?

 赤坂を信頼しすぎな梨花。仮に赤坂がいたとして何が出来たかというと…結局何も出来無かった気が。「温泉」の称号以上の失望を梨花に与えて、後のアレも丸ごと無くなっていたんじゃないかと…結果オーライ?

 暴言を吐いた梨花。この時点で発症を疑われて隔離病棟行きにならなかっただけでも実は幸運だった気もしないでもない。というか、むしろ発症してないか?思考が完全に発症者のそれだぞ(--;;;
…まあ、毎回、その世界のみんなを見殺しにしているんだけどな。

 入江の死の詳細って梨花、知っていたっけ?厄醒しで知ったの?なら、原作では毎回梨花が先に死んでいるはずだからホントに予言か当てずっぽうが偶然当たったのか…それはそれで酷すぎるけど(--;

 自暴自棄の梨花。こんな精神状態じゃ次の巻き戻しすらできなかったんじゃ…今の世界はおろかこれからの世界にも絶望してしまったらもはやループする意味すらないし。

 圭一が頑張ってくれなかったら、ここで袋小路に捕らわれたまま梨花の精神は死を迎えていたかも。

|

« ハヤテのごとく! 第二十三話 | トップページ | 成恵の世界 少年エース2007/10月号 »

終了・ひ ひぐらしのなく頃に」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ひぐらしのなく頃に解 第八話:

» ひぐらしのなく頃に解 #08 皆殺し編 其の参 「揺らぎ」 [月の静寂、星の歌]
 初めて見た、全てがうまく行っていた世界。  賽の目は6を示し続け、  百年越しで願った未来へと進んでいた  ―― はずだった。  ……私は幸せに生きたい。…望みはそれだけ。  大好きな友人たちに囲まれて、楽しく日々を過ごしたい。  この世界でさえ...... [続きを読む]

受信: 2007/09/02 19:00

» ひぐらしのなく頃に解 第8話 「皆殺し編 其の参 揺らぎ」 [ゼロから]
あの男が帰ってきた。酒を飲むと暴\れ、ちゃぶ台をひっくり返し会社の宴会では、裸踊りする男が。 [続きを読む]

受信: 2007/09/02 20:13

» ひぐらしのなく頃に解 第8話 皆殺し編 其の参「揺らぎ」 [Todasoft Blog]
「神様。どうか、どうか私の予感が外れていますように」 沙都子の叔父・北条鉄平(ダ... [続きを読む]

受信: 2007/09/02 20:39

» ひぐらしのなく頃に解・第8話 [たこの感想文]
「皆殺し編 其の参 揺らぎ」 惨劇を回避するための道順は順調。しかし、そこへと揺 [続きを読む]

受信: 2007/09/02 21:08

» ひぐらしのなく頃に解 皆殺し編 其の参 「揺らぎ」感想 [ここには全てがあり、おそらく何もない]
DJCD「ひぐらしのなく頃に」猿回し編 第2巻ドラマCD発売日:2007-08-24価格 【10秒で分かる、今日の『ひぐらしのなくころにかい』】 殺害 必死 絶望 落胆 激昂 抑止 訴求 懇願 発火 ういうい、んでは「ひぐらしのなく頃に解」を見ての感想なんかをけいけいと...... [続きを読む]

受信: 2007/09/02 21:30

» ひぐらしのなく頃に解 [まるとんとんの部屋]
第9話 『皆殺し編 其の四 交渉』  かっけぇぇぇ〜!「圭一」! でも前回の予告の魔術師って感じではなかったです。 なんとか「サトコ」を助ける為に、 児童相談所に相手にしてもらう為には、 人数が必要と云... [続きを読む]

受信: 2007/09/02 22:27

» ひぐらしのなく頃に解 第8話 皆殺し編 其の参「揺らぎ」 [パプリカさん家のアニメ亭]
オヤシロさまドットコム─「ひぐらしのなく頃に」「ひぐらしのなく頃に解」公式サイト 鉄平が帰って来て、沙都子が虐待を受け始めるところから始まった今回。 前回、あれ程までに展開は梨花のペースで進んでいましたが、羽入の言うとおり、展開は悪い方向へ進みます。鉄平....... [続きを読む]

受信: 2007/09/02 22:53

» ひぐらしのなく頃に解 第08話 「皆殺し編 其の参 揺らぎ」 [垂れっ流しジャーマン]
無敵の『レナパン』でなんとかしてくださいよォォーー!! 今週から皆殺し編前半部分の核、北条沙都子救出大作戦が始まりました! その入りがちょっと性急だった感じがしましたが、よくまとめてくれたと思います。 ... [続きを読む]

受信: 2007/09/03 00:33

« ハヤテのごとく! 第二十三話 | トップページ | 成恵の世界 少年エース2007/10月号 »