DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 第二十五話
ゲートの中心近く。アンバーから自分の本当の能力の説明を受ける黒。パイから黒に受け継がれたこの能力は、電撃なんてその初期段階に過ぎない。本来の能力は物質の状態を変異させること。アンバーはその能力を流星のカケラで増幅し、そして…
気付くと満天の星空の下にいた黒。そして、パイとの再会。
お兄ちゃんは本当は誰も殺したくない。だけど、契約者になった私のためにしたくないことをしている、というパイの言葉を否定しようとする黒。それを死んだはずの黄がどっちつかずだと糾弾。それを皮切りにマオが、ノーベンバー11が語りかけてくる。
存在までもがどっちつかず。
人間が契約者の振りをしているからややこしくなる。
どっちも取れねぇなら両方も取れ。
人間らしく、契約者らしく。
最後に大人姿のアンバーが問いかける。両方を選んだあなたには困難しか待っていない。せっかく手に入れた物をまた失うことになる。本当の星空も大切な妹にももう会えなくなる…しかし、黒の決意が固いことを知ったアンバーは黒の言葉を遮るようにキスを。
アンバーの最後の能力で能力発動前に戻ってきた黒。アンバーはもういない。そして、黒は両方を取るための行動を始める。
反ゲート粒子砲内の粒子を能力で無効化し、組織の裏側を知り抹殺されかけていた未咲を救い…そして黒は姿を消した。
世界は日常に戻った。ただし、契約者の存在は世間に知られることとなる。契約者による犯罪は増加の一途を辿っているが、それもいずれ日常となる。
組織は全契約者の抹殺し人間だけの世界を目指し、EPRは世界の中に人間に干渉されることのない契約者だけの楽園を作ろうとした。その中で黒が選んだのは共存の道。
「契約者による犯罪が増加」しているが、だからといって犯罪の全てを契約者が起こしているわけでも契約者の全てが犯罪を犯すのでもない。黒が最初に直面するのはそんな差別や偏見。それを乗り越え、お互いを理解し、信じ合える日は果たして訪れるのだろうか?
・総評
黒がいる「組織」とはなんなのか?そしてその意図がわからないまま進行していく物語。それに徐々に関わってくる公安、ノーベンバー11達、そしてEPR…ようやく黒の所属している組織の片鱗が見えてきたと思ったら、気付けば裏切り者だし。
結局、何が正しくて何が間違っているかはあなたが自分の直感を信じ、選んでくださいと。
スタッフの皆様、お疲れさまでした。
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