ひぐらしのなく頃に解 第三話
刻一刻と迫る自分の死。そして、未だに冷たい村人の沙都子への視線。梨花の心は深く暗く沈み込むばかり。
一方、沙都子は様子のおかしい梨花を心配するが、何度聞いても梨花は作り笑いでごまかすばかりで…初めは村人の自分に対する態度に心を痛めているのだと思っていた沙都子だったが、ある夜、梨花が何者かと話していることに気付く。
話を聞かれて、覚悟を決めて自分に迫る死を沙都子に告白したかに見えた梨花だったが、一夜明けてみると梨花は全てを夢だったのだと無かったことにしようとしていた…
梨花と沙都子であからさまに違う村人の態度。梨花の目の前ですらあれと言うことは梨花がいないときにはどれだけ酷いことをしているんだか。
自分の死に沙都子が巻き込まれるのを恐れる余り、沙都子に打ち明けることが出来ない梨花。かといって迫る死への恐怖を表に出さずにいられるほどの精神的余裕ももはやなく、いたずらに沙都子を心配させるばかり。だからといって打ち明けるには最早遅すぎる。そんなジレンマで梨花の心はもうボロボロ。
今回の梨花は全力で後ろ向き。謎の声の言っている後悔は、教室でせっかくみんなが救いの手を差し伸べてくれたのにそれを拒否してしまったことだと思われるのに対し、梨花の後悔は、そもそも沙都子に自分の死を告げてしまったことだし。
祟殺し編での鉄平帰宅後の沙都子と梨花の立場を逆にした構図。いくら沙都子が救いの手を差し伸べようとしても、梨花が悩んでいること自体を否定してしまったら救いようがないわけで。
沙都子が壊れてしまうことを知りつつも、沙都子の悟史への思いを知るが故に見守ることしか出来なかった悲しみを知っているのに、自分が悩んでいることを知りつつ何も出来ずに、ある日梨花の死を知った沙都子が抱くであろう悲しみを想像出来ない…この辺が梨花のダメなところ。
もう、自分の死は避けられないのだと諦めきっている梨花の心を立ち直らせることは出来るのか?そして、それは沙都子?それとも圭一?
圭一の固有結界による亀田籠絡とK誕生のエピソードの馬鹿馬鹿しさがかえって梨花の絶望を引き立たせているがやるせないな…
以下、ネタバレ白字反転で
梨花の前ですら沙都子に冷たい村人。梨花の心証を考えれば梨花の前でくらい普通に接していてもとは思うが、これがルールZの恐ろしいところ。他の村人の目があっては沙都子に優しく出来ないわけで。それどころか、沙都子と二人きりでももしかしたら、他の村人がどこかで盗み見ているんじゃないかとか、沙都子が優しくしてもらったなんて誰かに言いはしないかと戦々恐々。結果、冷たくするか無視するか…こうやって書いてみるといかに根が深いかよく分かるな。梨花に問いつめられても歯切れの悪い魅音を責めるのは酷という物か。
羽入、声だけ登場。そして、その気配に気付いているらしい沙都子。声は聞こえていたのかどうか…現場を押さえてもとぼけられるだけなら盗み聞きして逐一部活メンバーに相談するのはどうだろう?
まあ、結局ダメではあるんだろうけど。
6/13で手遅れって、諦め早すぎ。そもそもそれ以前にどれだけ無駄にしていたんだか。これだけ諦めきっているって事は、この世界について早々、余程絶望的な事件の予兆を見てしまったとか?それとも、奇跡の圭一を持ってしても運命を打ち破れなかったことに対しての絶望を引きずっているとか?
せっかく手にいれたルールXを打ち破る万能の鍵を使わずじまいじゃ奇跡の圭一も浮かばれまい(T-T)
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