地獄少女 二籠 第十五話
この国は腐っている、いや、腐っているのは今の政府。大企業と癒着して弱者を切り捨てる政策ばかり。なのに何故、大泉首相は地獄に流されないのか?百合子はそう思っていた。
父と共に選挙活動に勤しむ百合子。しかし、百合子は家庭を顧みない父に不満を感じていた。しかも、父がろくに選挙活動の役に立ってないとなれば尚更。
応援している候補者のポスターに画鋲が刺さっているのを憤慨しておいて、対立候補のポスターにその画鋲を刺すとか、しかも、応援カーで乗り付けてって。バカすぎ(--;
過労で倒れた母から、父が家も工場も抵当に入っているいるばかりか、多額の借金をしていること、仕事をして欲しいと懇願する母に暴力をふるっていることを聞かされた百合子。ようやく百合子は自分たちの生活が苦しいのは政治ではなく、政治のせいにして自己満足に走っている父であると気づく。
こんな時に倒れる奴が悪い、死んじまえば良かったんだと暴言を吐く父。その上、対立候補を陥れるために百合子を生け贄にしようとしていたことを知り、百合子は父の名を地獄通信に送信。しかし、結果はエラー。あいは、その人は既に先約があると告げる。
百合子が暴行未遂ですんで良かった。輪入道は主人を守り切れなかった悔いがあるんだろうな。
ターゲットがかぶるのは以前にも何度かあったはず。でも、その時はエラーなんて出なかった。となると、これは母があいに百合子の依頼を受けないで欲しいと頼んでいたと考えるのが妥当か。
母が糸を引き、地獄に流される父。ガムテープでぐるぐる巻き程度じゃ生ぬるい、と思っていたら目と鼻に画鋲が。やったのはきくりか?しかし、父はまるで懲りておらず、地獄に流されるなら大泉だろう!と叫ぶ。地獄で永遠に苦しみ続けてくれ(--#
引っ越しして母と新しい生活を始めた百合子。選挙の結果にはもはや興味がなかった。
そもそも、対立候補を陥れるために生け贄を求めるような選挙参謀が付いているような奴にいい政治が出来るわけがないのだから。
実際、なんで政治家って人を陥れることばかりに全力を注ぐのかなぁ…全員とは言わないけど。自分の人格を矯正するよりも人を蹴落とす方が楽だから?
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