Gift ~eternal rainbow~ 第八、九話
霧乃にお守りを買っていくべきかどうか悩む春彦。でも、それを莉子に相談したってどうにもならないし。それを決めるのは春彦自身。
お父さんいたのか…ちっとも出てこないから単身赴任でもしているのかと(^^;
お守りのことで頭が一杯で観光地巡りも上の空の二人。その上、莉子のことが話題に出るたびに春彦が照れ隠しで「妹」を連発するので莉子は自分が妹としか思われていないと落ち込み気味。
しかし、春彦がのぞきを撃退しようとしたのは、妹だからではなく、他の奴に見せたくなかったからだと聞いて仲直り。翌日の自由行動は二人で楽しむことに。
結果、お守りのことをすっかり忘れていた春彦。ぎりぎりでそれに気づいて神社に。忘れている時点でつまりはそういうことだろう?今更取り繕っても…とか思っていたら、莉子を同伴させ、お守りは買わない宣言。そして、莉子に告白。莉子も今回はそれを受け入れる。
いつまでもあやふやな関係を続けてちゃ三人ともいつまでも先に進めないし、大事なのは本人達の気持ちだからこれで良かったんだとこの時は思っていた。
春彦にお守りではなく八つ橋を渡され、それでも気丈に振る舞い二人を祝福した霧乃。しかし、部屋に戻った途端泣き崩れる。そして、深夜。糸電話に話しかけ続ける霧乃。ついに壊れた?傍らのゴミ箱にはつぶされた八つ橋の箱が…
恋人になれたことで、今まで我慢していた分を取り返すようにベタベタの莉子。思い出の丘に春彦を誘い、虹が自分のギフトだと告白。そしてそれを一方的に送ったことを後悔しているという莉子に春彦は二人の思いが一緒だったからこそ虹は歪むことなく今でもあるのだと語る。
一方的に、という意味では今までの暴走ギフトと変わらないんだよな。実は歪んでないように見えるだけで…という可能性も考えられるし、莉子自身がキスについて語ったことは、そのまま虹にも当てはまるわけで。
ギフトの暴走に反応して黒くなったりするところにも何かありそう。
虹が莉子のギフトだったと聞いて、ついに爆発した霧乃。
自分は春彦の妹になりたかった。幼なじみじゃ不安だけど妹ならずっと変わらない関係でいられる。なのに莉子は後からやってきて妹という場所と春彦との時間を奪い、そのあげく、約束を破ってギフトを使ったと糾弾。
虹のこととは関係なくその前から莉子の事が好きだったという春彦の言葉にも耳を貸さず、あの時はもう会えないと思ったからという莉子の言葉もただの言い訳にしか聞こえない霧乃は、莉子がいなくなってやっと妹という場所を取り戻したと思っていたのに何で帰ってきたのか、何で私の居場所を奪っていくのかと更に莉子を責め、自分にはまだギフトがあると言い捨てて走り去っていく。
なんかもうろくなことにならないことが目に見えているというか。今までは一色が黒くなるだけだった虹が真っ黒になってるし…春彦君のこれからはあげるけど、今まではちょうだいってどういう意味だ?莉子から春彦との思い出の全ての記憶を奪うとか?
妹になりたかった発言は地獄少女の多恵を思い起こさせるけど、あっちはまた別次元の方向に超越しちゃってたからなぁ(--;
ギフトを使ってしまった莉子に非がないとは言えないけど、霧乃の言っていることは結局のところ春彦を奪われたことに対する恨み言なわけで、ギフトの件が無くてもいずれこうなったんだろうな。なまじ希望を抱かせてしまったせいでそれがブースターになってるし。
この世界に地獄通信が無くて良かったかも(--;;;;
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