Gift ~eternal rainbow~ 第十話
莉子の夢の中の霧乃、怖すぎ…あれが莉子視点の霧乃のイメージなのか(--;;;
霧乃に謝ることしかできない莉子。
ギフトを使わないと約束したのも破ったのも莉子。私は偽ギフトを使ってしまったことをちゃんと言ったのに、莉子はギフトを使ったことを隠していた。こんなことなら春彦を毎日起こしに行けば良かった、ご飯を作りに行けば良かった。謝ればそれで済むと思っているの?だったら春彦と別れるの?出来ないんでしょ?と莉子を責め続ける霧乃の言い分ももっともではある。
春彦のこと以外なら何でも言うことを聞くという莉子に霧乃が出した条件は、これまでの春彦との思い出の全て。ギフトによって思い出の全てを奪われてしまった莉子は春彦への好意こそそのままではある物の、春彦が自分を受け入れてくれているという根拠も、自分がこの家にいても良いんだという根拠も全て失い、パニック状態に。
なんか、あさっての方向。のからだと重なるのものが…
一方、霧乃は思い出を全部返してもらったはずなのに、それでもピアノが最後まで弾けないと独白。
霧乃がピアノを最後まで弾けなくなった理由。それはコンクールの日に春彦が来なかったこと、それは莉子がいなくなった日だったからということ、優勝したのに春彦から返ってきたのは拒絶の言葉だったこと、そして絆と共に断ち切られた糸電話…思えばこの時に春彦は莉子を選んでいたのかも知れない。
人の思い出を奪ってもそれは所詮他人の想い。それで幸せになることは出来ない。
今回は偽ではなく、正真正銘のギフト。しかも、双方合意の上なので歪んでもいない。ギフトは人を幸せにする物。そんな春彦の思いはもっとも残酷な形で否定されることに。
次回、ギフトの秘密が明らかに?
| 固定リンク
「終了・ぎ Gift ~eternal rainbow~」カテゴリの記事
- Gift ~eternal rainbow~ 第十二話(2006.12.23)
- Gift ~eternal rainbow~ 第十一話(2006.12.16)
- Gift ~eternal rainbow~ 第十話(2006.12.09)
- Gift ~eternal rainbow~ 第八、九話(2006.12.01)
- Gift ~eternal rainbow~ 第七話(2006.11.19)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント