ゼーガペイン 第二十四話
アルティールとガルダの離脱で戦力を失い、もはや墜とされるのを待つばかりとなったオケアノス。瀕死のシマはクルー達を舞浜サーバに避難させ、AI達と最期の抵抗を試みる。そこに現れたのはシズノとよく一緒にいた黒猫。AI達に後を託し、シマは猫と共に消える。
一方、アルティールとガルダもマインディエの圧倒的な力の前に絶体絶命。あまりにも早すぎて分身して見えるって、それもはやギャグだよ。笑えないギャグを連発するキョウは…錯乱してるのか?
とどめを刺される寸前に雪景色のサーバに転送されたキョウ達。黒猫の案内する先に待っていたのはシマのオリジナル。ナーガの思想に賛同し、幻体第一号となった彼は、永い瞑想の末に、ナーガの考えに疑問を持ったらしい。
オケアノスが墜とされた今、もはやジフェイタスを陥落させ他の艦で来なければ、舞浜サーバと人類再生システムを持ち帰る術はないと語るオリジナルシマ。その上で見せたい物があると歩き出す。
その途中、ルーシェンはマインディエを食い止めるために後をキョウに託し、サーバの外へ。別れ際にキョウの頬にキスなんてとんでもない行動を!しかも、「君が好きでたまらない。」と告白付き。これが最期だから思い切って自分の進みたい道に進んだのか(^^;;;
必殺のホロボルト・ブレイカーも通じず、自らを盾にマインディエの攻撃を食い止めるルーシェン。キョウになりたかった。サーバではなくキョウを守る。良いコンビだ俺たちは。そうだろう…そうだろうキョウ!と独りごちるルーシェンの体は既にドライダメージ、ウェットダメージとも限界を超えていた。
オリジナルシマが見せたかった物。それは雪中に咲く一輪の花。そして、「色即是空、空即是色」という言葉。キョウはそんな言葉を吐き捨て、「今を生きる」と言い残して再び戦場へ。ナーガと違う答えを聞けて満足げなオリジナルシマ。直後、サーバの電源が落ちる。
オリジナルシマが「たった今」完成させた技術、QLの積層化に全処理能力を注ぎ込むAI達。一人、また一人と破壊されていく中、ついにオケアノスに残る全てのQLの積層化を終えアルティールに転送。直後、最期の仕事を完遂した艦長の微笑みと共にオケアノスは轟沈。
みんなの犠牲の上に、今までと比べ物にならない量のQLを手に入れたアルティール。でも、いくらQLがあっても、マインディエに当てることの出来るスピードと防御を破ることの出来る破壊力がなきゃどうにもならないんじゃ?
オリジナルシマって結構期待外れ?
9/15追記
「キスしてグッバイ」ってルーシェンのことだったの!?とか唐突に思いついたので一応書いておこう(笑)
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コメント
>別れ際にキョウの頬にキスなんてとんでもない行動を!
>「キスしてグッバイ」ってルーシェンのことだったの!?
前回に続いての祭りネタ投下でしたね。
まあ…個人的には、深く追求しない方がいいと判断しました。(苦笑)
>必殺のホロボルト・ブレイカーも通じず、
思うに、1発目を当てた後すぐ2発目を叩き込めば、
もうちょっと違う展開もあったのではないかと。
というか、あそこでルーシェンが笑ったのって、
そのつもりだとばかり思いましたが。
>キョウはそんな言葉を吐き捨て、「今を生きる」と言い残して再び戦場へ。
あれ、シマの言っていることを理解したうえで答えたっぽいところが、
従来の熱血系との微妙な差ですね。
今後、キョウみたいなタイプのキャラも、そこそこでてくるかもです。
4au7d3@bma.biglobe.ne.jp
投稿: ゆーじ | 2007/02/26 19:00
>ゆーじさん
>まあ…個人的には、深く追求しない方がいいと判断しました。(苦笑)
個人の趣味に口を出すのは野暮という物ですね(笑)
>1発目を当てた後すぐ2発目を叩き込めば
通じるかどうか分からない攻撃にかけるより、そのQLをキョウを守るために使いたかった、とかかな?
>シマの言っていることを理解したうえで答えたっぽいところが、
キョウって熱血タイプなのにインテリですしね。ただの熱血バカだったらオリジナルシマの立つ瀬が(^^;;;
投稿: 藤ゆたか | 2007/02/27 00:59